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中年太りを健康でスリムに…体質転換期のメカニズムと食事
どうして?食べる量が変わらないのに太りやすくなったような気がする…と30代になると感じます。
中年になると体がエネルギーをつくるシステムが変わるので、食べ方を変えなければ体型をキープすることができないとのこと。
私は中年のこの時期に好き勝手に食べていたので、お腹とお尻の脂肪取りに苦労しています。
しかし、高齢の方でも健康な体づくりをはじめるにあたり、代謝が悪くなり脂肪がつきやすい自分の体を知り食事を気をつけることは、今日からでも遅くはありません。
難しい食事のとり方ではないので、原因と対策を知ることで、若いころのダイエットをムダにしないように…そして中年から気をつけなければならない病気など、食事を気をつけることによって改善されて健康維持ができるのです。
エネルギーは何に使われるか?を知る
私たちの身体が普段どのようにエネルギーを消費しているのでしょうか。
基礎代謝を上げるためには運動して筋肉をつけろと一般的にうるさく言われているわりに、筋肉が一番エネルギーを消費しているわけではないのです。
基礎代謝の内訳を見てみましょう。
【基礎代謝の内訳】
•肝臓:27%
•脳:19%
•筋肉:18%
•腎臓:10%
•心臓:7%
•その他:19%<参照:1989年FAO/WHO/UNU合同特別専門委員会報告>
私たちが普通に過ごしている間、エネルギーを一番に使っているの「肝臓」で次に「脳」なのです。
基礎代謝を上げるために一番大切なことは、筋肉をつけることよりも、肝機能を高めてあげることが必要なのです。
知らず知らずのうちに負担をかけてしまっているのが肝臓で、そのまま放っておくと、加齢によってどんどん機能が低下してしまうので、肝臓の機能を高めるために、ビタミン、ミネラル、たんぱく質をしっかりと摂れるメニューを取り入れましょう。
エネルギーシステムの転換期のメカニズム
中年と言われる年齢位から、解糖系からミトコンドリア系のシステムにシフトチェンジされます。
解糖系
「解糖系」とは,生体内に存在する生化学反応経路の名称のことです。
若い頃のエネルギーの材料は糖質で、酸素を使わず、糖質を分解してエネルギ―をつくり出します。
ミトコンドリア系
酸素を使って、食事で得られた糖や脂肪、たんぱく質や解糖系で生まれたピルビン酸を材料にエネルギ―をつくり出します。
糖質の他にビタミンやミネラルなども材料にしています。
エネルギー効率は解糖系の約18倍で、少い材料でエネルギーがつくれるのです。
よって、若い時と同じ食事を摂っていることで、摂取エネルギーがあまり、余った糖質が体脂肪として蓄積されやすく肥満になります。
たんぱく質を変質させる“糖化”も引き起こし、老化や病気を招くのです。
若い時は解糖系が優位で、加齢とともにミトコンドリア系中心にシフトしていきます。
ただし、ストレスによって交感神経の緊張が持続すると、血管が収縮して低体温になり、解糖系のエネルギ―が主体となって、低体温、低酸素、高血糖、ガンや糖尿病の状態になってしまいます。
糖尿病やガンを治すには、高体温、高酸素、低血糖の状態にして、ミトコンドリア系にシフトしていく必要があります。
ミトコンドリア系エネルギーの体のために、これを食べれば約一週間で体がすっかり燃えて軽くなる体験ができるように、30品目食品をご紹介します。
続き…「体がミトコンドリア系になるための食事改善法!食品30品目」
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