冷え性が原因の体調不良は要注意!潜病・未病であることの自覚が必要!チェックシート!

冷え性が原因の体調不良は要注意!

冷え性とされる「冷え」は原因不明の体調不良の代表格で、身体からのSOSであることを自覚することで、あらゆる病気を回避できる可能性があります。
例えば、がん細胞が「がん細胞は35度くらいから活動が活発になり、39.3度以上で死滅する。朝の体温を36.5℃以上が理想」と言われているように、病気が住みにくい環境を自分でつくることがある意味「健康に生きる」ということのひとつなのではないでしょうか。
未病の中でも、特に気をつけるべきなのは、「冷え」なのだそうです。
冷えが慢性化することによって、動脈硬化・糖尿病・肝臓・腎臓など病気のリスクが高くなります。
何年も前から自ら病気を育んでいる潜病でも、ショックなできごとや過労が重なった時に、「冷え症」の対策をしていれば免疫力が上がっていたり、血管が破裂してしまうこともなく突然死に至ることにはならないのです。

7割以上の女性が冷え性を自覚:潜病・未病である自覚を!

まず、女性200名に「冷え性だと思いますか? 」という質問を投げかけたところ、73.5%が「はい」と回答した。
冷え性を自覚していない女性もいると考えると、実際にはさらに多くの人が冷え体質なのかもしれない。
次に「冷え性で困っていることは何か」を聞いたところ、

  • 「寒くて寝られないときがある」
  • 「寝るときに手足が冷たくてなかなか寝付けないこと」
  • 「体が冷えて、夜中に目が覚めること」
  • 「下半身が冷えすぎて腰まで痛くなってくる」…などの悩みが寄せられた。

<参考 マイナビニュース働く女性200名を対象アンケート>

冷え性は女性特有と思われがちですが、実際は子供にも多く、男性でも少数ではありますが冷えに悩まされています。
冷え性から発生する可能性がある「低体温」のスパイラルには気をつけなければなりません。
手足や脂肪の多いお腹やお尻などの体の一部が冷たくなったり、しびれを感じたりしますが、体温の変化は見られません。
体温が36度を切ってしまうような状態を「低体温」と呼びます。
特に冷えていると感じていなくても、体の先端や脂肪の多い所を触ってみて冷たく感じだらそれは体が冷えていて、内臓まで冷えているのです。
女性の方が冷え性になりやすい原因は、女性は男性よりも筋肉量が少なく、筋肉は食べ物から得たエネルギーを燃焼することで体温を維持しているので、女性は男性より体温を維持することが難しく、脂肪が多い体質をしているからです。
運動をすることは、血行を良くする効果だけではなく、良質な筋肉が鍛えられるのです。
このように、筋肉などの体内で作られる熱量が違うため、脂肪が冷えて、男女では体感温度に5℃前後の違いがあるので、男性が心地よく感じる温度に室内を設定していると、女性は寒いと感じる温度になってしまうのです。

現代人は潜病・未病であることの自覚を持って生活しましょう

何となく寒いな…の範囲で冷え性からさよならしましょう。
潜病・未病をバカにしてはいけませんよ。

あなたの冷え性度チェック!

あなたの冷え性の度合を自分で知ることが大切です。
自己診断をしてみましょう。

  • 手足がすぐ冷たくなる
  • 手足がしびれることがある
  • しもやけができやすい
  • あかぎれができやすい
  • 肩が冷え痛むことがある
  • トイレが近い
  • 頭痛(月経痛含む)がひどい
  • 夜中に何度もトイレに行く
  • 風邪をひきやすい

3つ以上あてはまる方は冷え症の可能性が大きいです。

冷え症の原因は?

“健康”を保つための定番項目ですね。

  •  血行不良…貧血・低血圧で末梢の血管に血液が行き届かない場合や、動脈硬化等で血管が細くなる
  • 不健康な食事量と食材…無理なダイエットや偏食は冷え性になりやすく、冷えた物が好きな人は注意
  • 運動不足…血行が悪くなり、筋肉量が少いとエネルギーを燃焼できない
  • ストレス…大かれ少なかれストレスは誰にでもあることですが、過度なストレスは「自律神経」のバランスを乱し、血流障害の原因となります。

 

冷え性が招く病気

冷え性そのものは病名ではありません。
しかし、そのまま放置しておくと、他の病気を引き起こす可能性が高く急に訪れる潜病、ずっと抱え持つ未病となります。
むくみ・頻尿・めまい・肩こり・腰痛・肌荒れ・貧血・栄養失調と何となく感じる日常的なものから冷えがひどくなると免疫力も低下して風邪を引きやすくなったり、糖尿病・腎炎・心臓病・卵巣機能障害、心不全などの病気になっていくこともあります。
女性は生理痛、生理不順・子宮筋腫・子宮内膜症・不妊の原因になることもあり、温活をしたことで病状が軽減した女性も多くいます。

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未病の冷え対策

「冷え」について、日常生活の中において気をつけるべきことを少しずつ気をつけていきましょう。

  • 冷たい食べ物を控える。
  • 温かい食事や、身体を温める効果のあるメニューを積極的に摂取する。
  • 38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかる。
  • 朝型の規則正しい生活を心がける。
  • 運動により代謝を上げる。
  • 血流が活発な部位を温める(太ももなど) 。
  • アルコールは身体を温めるが、冷たいビールなどを大量に飲むのはNG
  • 酒は飲み方に注意し、「少なく、薄くして飲む」ことを心がける。

季節ごとの対策で気をつけること

 

季節の変わり目(春・秋)には要注意!

温かくなったり寒くなったりで、身体がうまく順応できないで身体の不調を訴える人が多くなるのが季節の変わり目で、気温差が自律神経に負担をかけるのが原因です。
この温度差によって「めまい」が起こることも自律神経の乱れが大きく関係しています。
自律神経は交感神経と副交感神経でバランスをとっています。
体内環境を一定に保つ為に、内臓や血管を調節している自律神経が、春になると交感神経優位の状態から副交感神経が働き始め、体表面の血液の巡りが活発になるのですが、気温差が大きい場合、自律神経の移行がスムーズにできない場合があるのです。

夏は暑いけれど、体を冷やしている

暑い夏に注意することは、エアコンが効いた部屋にばかりいたり、意識しなくてもつい冷たい飲み物ばかり飲んでしまうことです。
エアコンが効いた部屋に居続けていると、温度差を感じる度に自律神経が乱れやすくなってしまい、冷えの悪化やむくみを引き起こします。
そして、冷たい飲み物ばかり飲んでいると内蔵が冷える上、心臓から送り出される血液まで冷えてしまうので血流が悪くなってしまいます。
夏にむけてダイエットをする方が多く、過度な食事制限やカロリー制限は体を冷やすので、和食を摂ったりして食事制限のやり方や栄養バランスには気を付けましょう。

冷え性の上寒い季節にとっても辛いですね。
冬は気温が低くて寒いからというだけではなく、エアコンのある生活をしていると、夏や冬は特に、室内外の温度差が激しくなり気温の変化を感じ取り体温を調整する神経がだんだん鈍くなってきます。
体温調整が機能せず、内臓の温度調整機能も低下していきます。
寒さからウォーキングなど運動することから遠ざかってしまい、血行不良がおきたり、ストレスが溜まったりします。

単純に、冷え性だから寒さ体や手足が冷えているだけと思ってしまうことは、とても怖いことだと思うのです。

潜病・未病であることの自覚が必要!で、短期間で治せるものではないので、できることを取り入れていきましょう。

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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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