進化型ぬか漬け「オリーブ糠床」ぬか床本来の栄養素とオリーブのWパワー

発酵食品は、伝統食であるだけでなく、腸内環境を整え免疫力をアップし美容に良い…と、「ぬか漬け」は、ここ数年自宅で楽しむ方が増えて、食生活も改めて見直されています。

進化型のぬか漬け「オリーブ糠床」は、一般的なぬか漬けに比べて爽やかな味わいです。

鮮やかで旨みたっぷりのぬか漬けに仕上がります。

ぬか床本来の栄養素と、オリーブを加えたWパワーについて紹介します。

「ぬか床」本来の栄養効果

玄米を食べていた時代は、主食そのものの栄養価が高く、不足しがちなミネラルも摂取できていたのですが、白米を好むようになってから、ミネラル不足が懸念されています。

その玄米を精米した時に剥ぎ取られた「ぬか」こそが、栄養のかたまり!

その「ぬか」にどうして野菜を漬けてみよと、昔の人は思ったのか…

まさに日本の知恵!

その魅力を知って、日々の食卓に「ぬか漬け」を取り入れている方が増えたのでしょう。

そのぬか漬けの効果は言い尽くせません。

腸内環境を整えるということは、体すべてに関わるからです。

【ぬか漬けの代表的な効果】

  • 便秘に効果的
  • かぜ予防
  • 免疫力アップ
  • 代謝アップ
  • 肥満のリスクを減らすダイエット効果
  • 糖尿病を予防する
  • 腸内環境の改善で便秘解消
  • 美肌効果
  • がんに対する抵抗力アップ
  • 骨粗しょう症予防

ぬか漬けについて関連記事

植物性発酵食品であることから、日本人は相性がよく、ビタミン・酵素など栄養豊富で健康と美容効果が期待できます。

そして、ぬか漬けは植物性乳酸菌が活きた発酵食品!

植物性の乳酸菌は、生きて腸まで届きやすく、善玉菌のエサになって腸内環境を整えるといわれます。

乳酸菌でも、動物性乳酸菌と植物性乳酸菌がありますが、植物性乳酸菌の方が日本人の体に合っているのだと思います。

乳製品のヨーグルトと伝統的和食である漬物のぬか漬けや味噌などの乳酸菌では、大きな違いがあります。

そして、ぬか漬けの乳酸菌の量はヨーグルトの10倍もあり、日本人はそのような食品で乳酸菌を摂っていたのです。

植物性乳酸菌のぬか漬けは、野菜の中に乳酸菌が浸透しているため、酸に強く腸まで生きたまま届きます。

<当ブログ:「“菌活”日本人に合う多彩菌活!腸内細菌叢を形成する4つの細菌!」より>

日本の伝統食品のぬか床に、「オリーブ」をプラスしたW効果が期待できる進化型の糠床があります。

進化型「オリーブ糠床」について:オリーブを加えることでどんな栄養がプラスされるの?

「ぬか」にも多くの栄養がありますが、「オリーブ糠床」に入れられているオリーブには、ポリフェノール・ビタミンA・ビタミンE・鉄分・食物繊維などが多く含まれています。

オリーブオイルは、食卓にあがる定番になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「オリーブ糠床」は、オリーブの実をすりつぶしたものが混ぜられています。

オリーブを米ぬかを混合することによって、ぬかだけの糠床以上に栄養素と健康・美容効果を促す成分が豊富に含まれています。

ぬかとオリーブによって、進化したタイプの糠床になっています。

「オリーブ糠床」には、ぬかが発酵した植物性乳酸菌や酵素に加えて、オリーブがもつポリフェノールやビタミンEなどの健康・美容成分が豊富に含まれています。

ビタミンEの含有量は、ゴマの29倍も5倍も含まれていることから、普通のぬか漬けの栄養よりも増えていきます。

 

オリーブの実を加えたぬか床に野菜を漬けるだけで、生の野菜に含まれている栄養価を何倍にも増やす働きがあり、なんと栄養素が5~10倍になるといわれています。その理由として、オリーブぬか床に含まれる塩の浸透性により、野菜の水分が出て、それを栄養素として、乳酸菌や酵母菌等の身体に良い効果をもたらす菌が醗酵、増殖してそれがオリーブぬか床の旨味につながるのです。

また、オリーブぬか床に含まれる植物性の乳酸菌は、ヨーグルトに含まれる動物性の乳酸菌よりも厳しい環境で生息しているので、生きたまま腸に届く乳酸菌として効果的に働いてくれます。よって、美肌効果にも適している、消化、吸収、代謝、排泄を促してくれます。

<引用:Olive island(オリーブアイランド)より>

進化型ぬか漬け「オリーブ糠床」使用感と解決方法

届いたとき、思ったのは水分が多めかな?…と感じました。

街のスーパーで発酵済みのぬか床は、もうちょっと固め。

ですから、野菜を漬け続けていくと、普通のぬか床よりも早く水分が増えてゆるくなるのではないか?と思ったのです。

きっと、水分含まれていない発酵前のぬか床も早く欲しくなるでしょう。

水分には乳酸菌などの栄養があるので、捨てるのがもったいないと思うので、私は乾物を加えます。

まず、陳皮(みかんの乾燥されたもの)で、ビタミン豊富な上、香りも良くなります。

他には、干し椎茸や昆布。

…そして、おすすめは切干大根。

切干大根は、そのまま漬物のように食べられます。

オリーブが入っていないぬか漬けの時も同様ですが、ぬか漬けも自分の好きな味のタイプに作っていかれます。

さっぱり風は、陳皮を多めに。

和風は、干し椎茸や昆布。

水が多めだったら、切干大根にして、水分を吸ったらそのままキュウリの千切りを加えて食べちゃいます。

届いた「オリーブ糠床」だけの味は、オリーブを加えていない糠床よりもちょっと酸っぱく感じました。

我家は陳皮が多めなので、普通のぬか床よりさっぱり甘い香りがしますし、「オリーブ糠床」のさっぱりしているのも私は好きです。



「オリーブ糠床」のオリーブは国産

私が購入した「オリーブ糠床」のオリーブは、日本のオリーブ栽培発祥の地として100余年の歴史がある瀬戸内海に浮かぶ「小豆島産」です。

今回購入したお店の「オリーブアイランド」では、小豆島の豊かな自然に育まれたオリーブを基本にした商品があります。

「オリーブ糠床」の味はぬか臭さが少なく、塩分は1/2以下であることから、サラダ感覚で食べられます。

今回、ぬか床のお気に入り「オリーブアイランド」さんの「オリーブ糠床」はこちらで購入できます。

オリーブ糠床が水分がでて緩くなった時の「足しぬか」もいっしょに販売されているので、ぬかの追加ができて便利です。

これからの夏、さっぱりした夏野菜をいっぱい食べて、植物性乳酸菌で腸内環境を整え、元気に夏を乗り切りましょう!

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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