納豆の栄養はスゴイ!夜食べるとパワーUP!+αで食材で効果的な食べ方はコレ!

納豆は「体にいい!」と誰もが知っている、健康になる代表のような食材ですね。

日本の食卓の定番アイテムの一つで、旅館の朝ごはんのように、朝食べる方も多いと思いますが、実は「夜」食べることでパワーアップするのです。

納豆が体に良いとされる栄養!なぜ夜食べるといいのか?納豆にプラスさせるだけで栄養価が上がるという3点を調べてみました。

なぜ納豆は体にいいのか?栄養の再確認!

納豆の栄養価

納豆に含まれる納豆菌は、冷蔵庫での温度では活動が緩やかなので、食べる前に常温にしておくと栄養効果がアップします。

常温にすることで発酵が増素上にビタミンKが増殖して、更に納豆の豆がやわらかく粘り味も旨味成分がアップしますので、20~30分前には冷蔵庫から出してから食べるようにしましょう。

しかし、“ナットウキナーゼ”は熱に弱いので、味噌汁に入れたりチャーハンに入れたりすると“ナットウキナーゼ”が減少するので、70度を超えないように調理しましょう。

主な栄養成分は、大豆と同じ栄養でたんぱく質、脂質、カルシウム、鉄などを含んでいますが、ビタミンB2を多く含んでいて大豆には少ない脂質代謝に欠かせない栄養素が増えているのが特徴です。

納豆は大豆を丸ごと食べられ、納豆菌によって発酵させて作られる優れた加工食品で、ネバネバパワーが大豆や豆腐にない栄養とされています。

そして、納豆特有の成分として注目するのは「ナットウキナーゼ」で、大豆を納豆菌で発酵させることによって生まれる酵素です。

そしてカルシウムを体内に取り込むために無くてはならない栄養素のビタミンK2は納豆菌が作り出す有効成分なのです。

<出典 : おかめ納豆のタカノフーズHP

納豆はコレステロール0なのが嬉しい!

「悪玉」コレステロールと「善玉」コレステロール

よく「悪玉コレステロール」=「LDLコレステロール」と「善玉コレステロール」と「HDLコレステロール」いう言葉を耳にしますが、リポたんぱくの種類が異なりLDLコレステロールとHDLコレステロールの関係が、動脈硬化の進行に深く関わっています。

 

LDLコレステロールは、リポたんぱくLDLによって全身のすみずみの細胞まで運ばれます。その後、LDLコレステロールは、細胞の受容体(受け入れ口)から細胞内に取り込まれますが、細胞が必要とするコレステロール量には限りがあります。そのため、コレステロールの多い食品をとり過ぎるなどしてLDLコレステロールが増え過ぎると、細胞に取り込まれることができず、血液中にあふれます。そして、余ったLDLコレステロールは、動脈の内膜層(動脈内壁の一番上の層)に付着してしまうのです。 一方、HDLは、動脈壁に付着した余分なコレステロールを回収し、肝臓に運びます。つまり、体内の脂質代謝の状態をみるには、LDLコレステロールとHDLコレステロールのバランス関係を把握する必要があるのです。

<参考 : おかめ納豆のタカノフーズHP

 

<出典 : おかめ納豆のタカノフーズHP

 

納豆の栄養効果

  • 血栓のつまりを防ぐ
    血液をサラサラにしてくれる効果がナットウキナーゼにはあるので、脳梗塞などの血管のつまりの予防になります。
  • 腸内環境改善
    食物繊維の働きで、腸内がキレイになって、便秘が改善されます。
  • 美肌によい成分が多い
    ビタミンBが豊富なので、美肌づくりには欠かせません。タンパク質が筋肉や髪・爪を美しくしてくれます。
  • ダイエット効果を期待
    話題の酵素が豊富なので、健康・美肌・ダイエットの三点に良い優良食材です。
  • ピロリ菌の除去
    ピロリ菌の活動を抑えて胃の調子を整える働きがあります。



納豆は夜に食べるとパワーアップ!いいのはなぜ?

基本的にいつ食べても栄養価は高く健康食材の納豆ですが、毎日1パック、朝食べていた納豆を夜にシフトチェンジすることによって血液サラサラで健康にも美容にも効果が倍増するのです。

美容と健康効果抜群のこのスーパーフードを栄養効果を最大限吸収するために、「夜納豆」にしませんか?
ナットウキナーゼは夜活動!
昼の疲れた体によって夜に血栓ができやすく、夜にナットウキナーゼの酵素は活性化するため、夕食で納豆を食べることによって血流を良くします。

納豆を食べてから10~12時間近くナットウキナーゼが働くので、予防の効果が期待されるのです。
そして、人間が眠りについて2~3時間、納豆のアルギニン成分が成長ホルモンの分泌を促して肌が活性され、カリウムがむくみを解消しビタミンB2が細胞の再生を促してくれるという美肌にも効果があるので、朝食べるよりも、夜に食べた方がお肌のゴールデンタイムとも重なり効果がよりアップされます。
【注意】
納豆の推奨される量は、1日1パック(50g程度)で血栓症を患っている人が服用するワーファリンという薬は、作用が弱まる可能性があるので、納豆を過剰摂取しないように気をつけましょう。

+αで更なる効果アップ!

  • 納豆+「卵」
    この組み合わせは多くの方が食べていると思いますが、納豆菌は、卵のタンパク質との組み合わせが良いため、菌の繁殖をより活発にしてくれます。
    納豆にはカルシウムも含まれていて、卵のビタミンDがカルシウムの吸収を強めてくれますが、卵の白身に含まれる“アビジン”という成分が納豆の栄養の体内での吸収を妨げる可能性があるので、卵黄だけを混ぜるか、アビジンは熱に弱いので加熱して食べてもいいと思います。
  • 納豆+「キムチ」
    納豆と同様にキムチも発酵食品で、腸内環境に効果アップさせるために、キムチの乳酸菌と納豆菌が混ざることで発酵が増殖していくのです。
    キムチは脂肪の燃焼を助ける効果もあるので、栄養抜群で健康的なダイエット食品になります。
  • 納豆+「大根おろし」
    ビタミンCがたっぷり含まれる大根おろしは、納豆による効果とダブルの美肌効果にも期待できるんですよね!

納豆は栄養抜群で、夜に食べると効果がアップし、+αで更に納豆菌を活発にして食べましょう。

私は「おかめ納豆-国産」が好きです。ぷっくりとした豆で遺伝子組み換えではないですし、国産の豆なので海外で作られているよりかは、ちょっと安心できから♪

夕飯が和食の時は、小さい1パックを食べるようにしています。

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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