日本列島が桜の花に包まれていて、1年の中でも華やいでいる季節。
日本人の心の琴線をもっとも刺激する美しさ…と言われていてます。
曇りのない活気に満ちた春の気配が漂って、咲いている百花からはあたたかい香りを感じる季節。
土筆などの植物が芽吹き、山の景色も新緑の青さが清々しい…。
少しづつお昼の時間が長くなって、活動しやすくなってきます。
そんな季節…4月5日頃の清明とは「清浄明潔」の略で「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」という意味があります。
新しい年度に向けて、いきいきしている自然の力を感じながら、体を清めてハツラツと行動しましょう!…ということです。
現行暦ではこの期間の第1日目(4月5日)をさしますが、二十四節気の次の「穀雨」まで清明と言われています。
清々しさを感じる、自然を感じる大切な気持ち
日本では二十四節気と、日の流れにそれぞれの意味をもたせて、それに寄り添って生きてきました。
現在のつくられた環境や、いつでも季節に関係なく食べ物が食べられていることから、季節感が失われつつあると言われていることに、とても寂しさを感じて二十四節気をテーマに記事にしています。
日本ほど四季がはっきり分かれていて、美しい季節の移り変わりを感じられる国はありません。
日本という国は、海に囲まれた島国で自然も豊かです。
農耕民族で季節の移り変わりに合わせて生活をしてきた中で、大雨や台風などの自然災害がある中で戦って生きてきたとも感じられます。
二十四節気の季節の流れで、そのような厳しい自然は神々が宿ると信じられていていることから、祀ることから自然と共存していたのです。
春-田植えの季節のため豊作を願う
夏-疫病退散を祈る
秋-収穫を感謝しする
冬-寒さに耐えて穢れ(けがれ)を落とす
現代で生きていると、そんなこと考えなくたっていいじゃないか!今は今!
そんな感じ方もあるのかもしれません。
現代で最新システムで、いつでも食べられる野菜、食べ物が病気にかからないための遺伝子の操作…
人の体に全く影響がないとされていますが、果たしてそうなのでしょうか。
米が病気にならない効率強化の開発で、米のアレルギーになってしまっている可能性や、栄養価だけではなく旬だからこそ持っている力を軽視していいのか…。
自然はいつの時代も私たちに恵みを与えてくれています。
季節ごとに収穫できる食べ物に、ちょとだけ意識をして、季節から生まれる力を感じてみませんか?
季節感を感じるさまざまな四季の行事は、暮らしを楽しむために伝えられてきた生活の知恵だと思うのです。
そんな想い…春の桜が美しい…と感じる“清明”の季節だからこそ、感じるのかもしれません。
東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪
日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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