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ホールフード-WholeFoodって何?「食の丁寧な暮らし」を!
Whole Food(ホールフード)とは直訳すると、「まるごとの食べもの」です
WholeFood(ホールフード)とは、精製(プロセス)されていないまるごとの食べ物のことです。
野菜であれば、皮や種、葉っぱ、根っこまで、果物も皮ごと食べる食材。
海藻や魚類など、頭から尻尾まで一物全体食に当てはまる食材をホールフードと呼びます。
英国では「自然食品」という意味でも使われているようです。
この概念が広がることで、、食事だけ安全なものを選んでいても自然という世界では全てが繋がっているので、衣服や日用品まで含んだ暮らし全体をも視野を広め、農業や環境までも同じフィールドで考えていくことになります。
そのことを「ホールフード・ライフスタイル」と言われて、有機野菜やオーガニック食品を食べていれば健康になれるわけではないので、ライフスタイルをまるごと考えていかなければ健康で快適な暮らしはできないという考え方です。
確かに人間は解毒作用を持っていますが、アレルギーなどの疾患など、処理できないほど様々なものが溢れているのです。
「食」と「暮らし」は密接にかかわっていて、未来ある子供達…後世に水や空気などの「環境」のことまで考えていく「丁寧な食の暮らし」が必要だと思うのです。
日本食はWholeFood(ホールフード)の典型だった
日本食が世界で健康食とされている現在、アメリカでは1980年ごろから健康のための食生活として注目されていていました。
素材をできるだけそのまま食べる「ローフード」や「マクロビオテック」という食トレンドがこの頃に生まれています。
日本では「洋食」が飛躍的に伸びている中、海外では日本食を見直していたなんて、何とも皮肉なことでしょう。
洋食化など多国籍化が進み、料理番組ではほとんど海外の美味しいものを紹介して視聴率をアップしてきていため、日本国民は洗脳にあったかのように、昔ながらの日本食を食べる機会が減ってしまっているのです。
その背景には、飽食化や簡便化という食を巡る「トレンド」がありました。
そして、アレルギーなどの疾患が増えてくることで、「和食」が見直されてきたのです。
一物全体食
一物全体(いちぶつぜんたい)とは、ありのままの姿で分割されていない状態のこと。食養で使われることが多い用語で、食材を丸ごと使用するという意味で使われる。穀物を精白しないこと、野菜の皮をむかずに使うことや、根菜でも葉を用いること、小さい魚を丸ごと食べることを意味する。
生物が生きているというのは、丸ごと全体で様々なバランスが取れているということであり、そのバランスのまま人体に摂取することが人体内のバランスを取るのにも望ましいという考え方から、人間が食物を摂取する際、穀物を精白したり、野菜の皮をむいたり、動物の肉や魚を部分的に食用にするのではなく、できるだけ丸ごと食べるのが健康に良いとする考え方。 栄養学の観点からも、植物の皮や葉、小魚の骨は栄養が豊富である。 <出典:ウィキペディア>
無理があるからストイックにはならない…でもWholeFood(ホールフード)に心がける!
私は健康のことを記事にすることが多いのは、実家が病院だったために、多くの患者さんや両親をはじめ、人の「死」を多く見てきました。
健康であることが「当たり前」でありたい。
健康であることに感謝して生きていきたいと思うのです。
人それぞれの考え方や、現状維持をするのが精一杯、そのような状況や環境の中で暮らしている方もいらっしゃると思います。
「微量の毒や害」は塵も積もれば山となるので、今日からでもいい…ひとつでいい。
情報を入手するとストイックになって、精神的に追い詰められてしまう方もいらっしゃるので、伝えたいこと…。
心の中の片隅に、TOMOIKUで綴っている健康のこと…ひとつでいいので、気に留めていただきたいと思うのです。
そのひとつの「良」が塵も積もれば山となると思うのです。
「悪」も「良」も日々の小さなことで、継続することで大きくなると信じています。
今月は「栄養価が低い小麦粉」から「栄養価が高い全粒粉」に変えてみよう!とか…。
週に一回は「油」を摂らない日をつくろう…とか。
週に一回は一物全体素材の小魚を食べよう!…とか…。
ちょっとの積み重ねをしているうちに、ホールフード-WholeFoodのライフスタイルになっていて、生活全体を考えることで「丁寧な暮らし」ができるのだと思うのです。
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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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