【梅の効果】食中毒やピロリ菌の予防!2週間後に飲む梅酒と梅はちみつシロップの作り方

梅の季節!梅酒と梅はちみつシロップを作ろう!

梅の季節になってくると、スーパー青果売り場には梅を漬ける瓶と氷砂糖が特別に設置されはじめますね。

私の母親は梅酒を漬けていたのですが、他界してから私は自家製梅酒を作っていませんでした。

1日1個梅干しを食べている我家…夏にはもうひとつ梅を食べたい…と、いうことで、大人には梅酒・子どもには梅はちみつシロップを作ることに♪

食中毒になりやすい季節に抗菌作用がある「旬の食材である梅」は、理にかなった食材です。

子供たちの朝ごはんには梅干しと枝豆のおにぎりを作っていて、学校などで食中毒が発生しても軽度で済むことを祈って食べさせています。

梅はちみつシロップは、喉がかわいたときに孫達に飲ませてあげようと思ってつくり、梅酒は…晩酌で♪

体調不良や食中毒が心配になる梅雨から夏に向かい梅の効能を知って、いただこうと思います。

1日1個!梅のすすめ!効果絶大!

平安時代の書物「医心方」に村上天皇の病が梅干しと昆布入りのお茶で平癒したとのことから、「梅はその日の難のがれ」ということわざがあるのです。

朝、梅干しを食べておけば「難」とされる病気をのがれられるということなのです。

現在は研究が進んで、梅や梅干しなど梅を素材としたものが、体にとってよい効果があるとわかってきました。

代表的な効果

  • 食中毒や大腸炎を防ぐ効果
    食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌や病原性大腸炎の増殖を防ぐ働きがあります。
    梅干しなどを食べると、胃液や胆汁液の殺菌作用が増強され、口から入ってくる腐敗菌の増殖を防ぐ働きも期待できるのです。
  • インフルエンザウイルスやピロリ菌
    和歌山県立医大で梅干しから抽出された成分えインフルエンザの働きを抑制でき、シリンガレシノールという成分から、胃に害を及ぼすピロリ菌を抑制する結果データがあります。
  • 抗酸化作用
    老化や癌などの原因物質である活性酸素の「酸化」を抑制する働きがあり、毎日食べ続けることで、アンチエイジングに結びつくと期待されています。
  • カルシウムを吸収しやすくする
    梅干しの酸っぱさはクエン酸ですが、カルシウムを含む食品を食べて吸収率が上がります。
  • カリウムやマグネシウムに富む
    カリウムが心臓や筋肉の働きを正常に保ち、腎臓などで余分な老廃物を尿に排出するのを促します。
    カルシウムと連携し、骨の強化や神経・筋肉の働きを正常に保ちます。

2週間で飲める!大人の梅酒とこどもの梅はちみつシロップを作る!

作るとすぐに飲みたい!…そんな気持ちになります♪

2週間で飲める方法では、梅を「洗浄後」に冷凍すると、凍るときに細胞が壊れるために、常温の梅よりも多くのエキスが出やすくなるので、まずは冷凍しちゃいます。

冷凍梅は梅干しには適していませんが、梅酒や梅ジュースをつくるのであれば、冷凍しちゃいましょう!

梅酒は長く漬けて置くほど熟成されると言いますが、私は今年の夏には飲みたいですし、孫の梅はちみつシロップの食中毒予防は今からすぐに行いたいので、冷凍してから作りました。

2週間で飲める梅酒

梅酒はじっくり漬けることが美味しく仕上げるコツですが、1Lの瓶で早飲み用と3ヶ月待ちを作ってもいいかもしれませんね。

— 材料 —

  • 梅…1kg
  • ホワイトリカー…1.8L
  • 氷砂糖…500~700g

— 作り方 —

  1. 容器は熱消毒してください。
  2. 梅はやさしく洗ってへたをようじで除きます。
  3. 水が完全に切れたら、冷凍庫で一晩で凍らせます。
  4. 容器に梅を入れ、氷砂糖をのせます。
  5. ホワイトリカーを注ぎます。
  6. フタをして日の当たらない涼しい場所で保存する。
  7. 2週間ぐらい漬けることで香ります。

 

2週間で使える梅はちみつシロップ

梅はちみつシロップはパンケーキのシロップにしてもいいですし、冷水で薄めて梅ジュースでも美味しいです。

私はお酢を少々入れます。

お酢の中にはアルコールが含まれているので、消毒されて腐りにくくなります。

–材料 —

  • 梅…500g
  • はちみつ…500g
  • お酢…50~100cc(カビ防止で使用:好みで不要)

— 作り方 —

  1. 容器は熱消毒してください。
  2. 梅はやさしく洗ってへたをようじで除きます。
  3. 水が完全に切れたら、冷凍庫で一晩で凍らせます。
  4. 容器に梅を入れ、カビたりしないようにお酢を注ぎます。
  5. 次にはちみつを注ぎます。
  6. フタをして日の当たらない涼しい場所で保存します。
  7. 一日一度びんを振って、蓋を開けてガス抜きをします。

砂糖でつくるよりも、はちみつで作るほうがコクがあり、なによりもはちみつの効果も得られます。

お酢のさっぱり感もあるので、炭酸系の「はちみつ梅ジュース」のように美味しいです。

容器の中に入っている梅はとてもすっぱいのですが、そのまま食べてもOK!

料理に使用したり、フォークでつぶしてはちみつと混ぜてジャムにしてみたりと、使いみちは多くあります。

梅酒やシロップの容器は、取手付密封びんが好き!収納しやすくカッコイイ!

取っ手付きの瓶は3年前に購入したのですが、当時、私は無印良品のガラスの容器が、オシャレでいいな♪…と思っていました。

ある日、無印良品で1,800円の品が、ホームセンターで1,200円でした。

メーカーが「セーラー」といい、無印が売っていることで倍額だったのですヾ(^o^;)

楽天で「取手付密封びん」の 2.0Lと1.0Lの梅酒瓶を購入しました。

2.0L瓶に梅約1.5kg位入れて、梅酒♪

1.0L瓶には500gの梅を入れて、梅はちみつシロップを2本作りました。

 

見た感じもお気に入りです♪

2週間前につくったので、今日みんなでおいしくいただきました。

瓶の中の梅はすっぱいので、おやつにはちみつをかけてジャムのようにして蒸しパンにつけていただきました♪

すごくおいしくできました。

大満足です!

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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

 

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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