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春野菜の「ウド」薬膳で体内の湿気のバランスを整え毒素を出し疲労回復
春の代表的な山菜のひとつ「独活-うど」
漢方でも根茎を「独活(どくかつ)・和独活(わどくかつ)」と呼んで使用します。
春には冬に溜まった水毒をの偏在を治し、頭や関節の重い痛み・しびれなどの痛みを改善すると言われています。
中医学的な効能としては袪風湿・止痛・通経絡・利尿などで、民間では生汁を精神不安の時や強壮剤として用いたりしています。
豚肉に多く含まれているビタミンB1は水溶性なので、茹でる、煮るといった調理法だとビタミンB1が流れ出てしまうので、揚げる、焼く、炒めるといった調理方法がオススメです。
腸内細菌を整える「味噌」と、疲労回復する「ゴマ」ベースの効能は、一言では言い表せられない相乗効果があります。
- 体を温める
- 体内の余分な水分の排出
- 冷え症の改善
- むくみの改善
- 疲労回復
- 頭痛や体の痛み止め
- しびれ、足腰の痛み止め
- リウマチ・神経痛
- 身体全体の細胞を活発
- 皮膚や粘膜の健康を維持
- 神経を正常に保つ
- 鉄分のはたらきを促進
- 肝臓や腎臓に存在して、消化活動に重要な三種類の消化酵素のはたらきを助ける など
疲労回復デトックスレシピ「ウドと豚肉のゴマみそ炒め」薬膳レシピ
ウドのシャキシャキした歯ごたえが好きな方が多いのではないでしょうか。
薬用としては根を利用しますが、ウドは捨てるところがないほど、すべて食べることができます。
土をかぶっていた白い部分は皮をむいて生でも食べることができます。
春の味覚の代表格として新芽や若芽は天ぷらにする方がおおいのではないでしょうか。
根茎は皮を剥いてサラダや酢の物に、皮の部分も捨てずにきんぴらなど、皮とゴボウを使ってきんぴらは定番ですね。
—– 材料(4人分)—–
- ウド(大きければ1本・小さければ2本)
- バラ肉 200g
- 酒
- 味噌
- 砂糖
- みりん
- 白すりごま
- 油(米油・オリーブオイルが良い)
- 酢
—– 作り方 —–
- ウドは歯を切り落とし、かたい節をピーラーで薄く剥く。
- ウドを好みの角度で薄切りをして、酢水に5分さらして水けを切る。
- 豚肉は一口大に切って、酒-大さじ1 塩-少々を絡める。
- フライパンに油を入れ、豚肉を炒める。
- 豚肉の色が変わったら、ウドを加えて油が回るまで炒める。
- 酒-大さじ2 みりん-大さじ1 砂糖-大さじ1 みそ-大さじ2 を加えて蓋をして、時々かき混ぜる。
- 水けをとばして、火を止め、白すりごまを加えて混ぜてできあがり!
添えるグリーン系は彩をよくするのでちょっと加えるだけで、おいしそうに見えますね。
私は味噌類のお料理にはネギ・わけぎを添えることが多いです。
味噌の発酵食品で腸を整え、不老長寿・滋養強壮におすすめの「ゴマ」で栄養満点!
作り置きとしてもおすすめ!
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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪
日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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