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原因不明の体調不良を食事の見直しで健康な体を取り戻そう!
現代は、過労や食生活の乱れ、ストレスなどによって、何らかの不調をもっている人が多くみられます。
検査をしても原因がわからず、自分に合った治療方法がみつからず悩んでいる人が多いことが、講義をしてびっくりしました。
不規則な生活や偏った食生活などの要因が重なることで、気血の流れにかたよりやとどこおりが起こってきます。
そして、体の芯が「冷え」て自己治癒力が低下していきます。
東洋医学ではこれを「根元的な冷え」として、病の根本原因と考えています。
十分な睡眠をとっても疲れがとれなかったり、何となく頭が重い・めまい・手足がむくみほてり・のぼせ・常にイライラする気持ち・自律神経失調症など、体調が悪いが病院で検査をしても原因となる病気がみつからない。
女性の悩みは、妊娠中の悩みでつわりや不妊、生理痛・生理不順・子宮筋腫、子宮内膜症、更年期障害など婦人科症状の根底には必ず「冷え」があります。
健康を綴っている私ですが、重度更年期障害になった時の原因は「タバコ」です。
仕事でイライラしているとき、どうしてもタバコに依存してしまい、更年期とも気がつかず原因がわからないで病気になったと思っていました。
今、考えてみると仕事でイライラするようなことでもなく、更年期障害のいくつかの症状だったのです。
そんなとき、タバコに依存して、血液中のヘモグロビンが半分以下になり、よく生きているねと医者に言われました。
経営者としては、本当に失格です。
健康管理も仕事であるからです。
もっと自分の体を労わって生活・仕事をするべきでした。
ほんとうに…ハズカシイ(^^;)
その後強制禁煙で回復していますが、何の治療をすることなく食事で回復しているので、「食」の大切さを身で感じています。
男性は女性よりも体温が高い場合が多いのですが「冷え」が強くなるとがん・膠原病・うつ病・パニック障害、慢性疾患など、現代の西洋医学でも治療が難しい病気を招くことになります。
独身の方の食事管理は大変だとは思いますが、居酒屋さんで頼むメニューやコンビニやファーストフードで購入しているメニューのひと工夫で、体を労わることができるので、心がけてみてはいかがでしょうか。
“医食同源”を基本に東洋医学の食養生-薬膳を考える
病気になってから薬を飲むのではなく、食べ物で常に健康にいられる方法は、昔ながらの料理法や食べ合わせにヒントがぎっしり詰まっています。
身近なある食材には、単に栄養素があるだけではなく、それぞれの味や性質に基づいて病気を予防したり、治したりする効能があります。
それらの効能を知り、うまく利用すれば体のバランスを調整することで、健康な体を維持することができます。
“医食同源”という表現を耳にしたことがあると思いますが、食物は「食べる薬」にもなるのです。
医師であった父は西洋医学の力を信じていた人間ですが、結局自分も疲労とストレスと酒とタバコで寿命を短くし他界しています。
父が病気になった時に、どうして生活や食事の見直しをしてくれなかったのか?と高校生の私には何もしてあげられなかた後悔があります。
西洋医学は病気になった後の治療ですが、東洋医学は根本的な病気になる前の段階からの治療を「最良の方法」と考えています。
正しい食事によって体のアンバランスを調整して、不調が出始めたときに早めに対処していれば、重い病気にならず健康体を維持できるようになります。
本場では食養生と言われる日本での薬膳は、生薬を使った薬臭いイメージをもたれていますが、皆さんが日常的に野菜を利用した食事は「薬膳」です。
身近な食材を利用して、クコの実などの食材を取り入れることで、手軽にできるものばかりです。
次のページは「健康的な食材と食べ方について」です。
TOMOIKUからお知らせ
素人が健康を語ることに疑問されている昨今、私は薬膳師として講義でアドバイスしている角度から健康を綴っていきたいと思います。
漢方とは陰と陽の関係や舌を見て診断するなどの「決まり事」が多いのですが、ネットでは皆さんとお会いして舌などを観察することができないので、私が綴る薬膳は病気の改善ではなく一般的な健康法を主に記事にしています。【参考にしている書籍の一部】
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↓今月の健康プログラム 目次ページ↓
東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪
日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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