漢方薬でも使う薬膳食材「小豆」のスゴイ効果!肉好きのあなたに朗報

小豆は漢方薬でも使う食材

小豆は漢方として古くから利用されていて、漢方名は「赤小豆せきしょうず」と言います。

「古事記」や日本書紀にも登場し、薬学書「神農本草経」では、食材というより薬として扱われています。

そして、ハレの日やおめでたい日に赤飯を炊いたり、災いや病気を避ける厄払いの食べ物とされ、赤い色に呪力があると大切に扱われてきた食べ物です。

小豆は、昔から民間薬のような感覚で、脚気かっけの妙薬としても使われています。

利尿作用があるので、毒素やでむくみ解消などに用いられてきました。

その効果はサポニンとカリウムによるものと考えられています。

栄養豊富な小豆の効能

体にむくみが起こりやすいのは、脾が弱りやすい梅雨時が多く、「水毒」と言われています。

そして、梅雨の時期だけではなく、年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎも脾を弱めているので、寒い時期の祭事でも小豆料理が多く使われています。

小正月である1月15日では、飾り付けを片付けるなど、新年を迎えて様々な事柄に関連する重要な日。

その小正月では一年間の無病息災を願い邪気を祓う「小豆粥あずきがゆ」を食べる習慣があります。

体に溜まっている毒や水分を解毒して、悪いものを出して、一年間の無病息災を願うということです。

無病息災を願い、漢方の薬とも言われる、「小豆」の具体的な効能をあげてきます。

  • タンパク質
    一般に豆類はタンパク質が多いですが、小豆はタンパク質が多く、脂質が少ないのが特徴です。
  • ビタミンB類
    ビタミンB1が多く含まれていて、炭水化物や糖質の代謝を助けます。糖質が蓄積されることを防ぎ、疲労回復や倦怠感、筋肉痛の改善、貧血予防、二日酔い、ダイエットにも効果が期待できます。
    ビタミンB2は全身の細胞の発生と成長を促進させ、脂肪を燃焼してくれるのでダイエットの強い味方。
    ビタミンB1,B2は、糖質をエネルギーに変えるので、体内ででんぷんを代謝するのに必要な栄養素です。
  • ミネラル
    ・カリウムは余分な塩分を利尿作用で排出して血圧を下げるので、血圧を安定させることは心臓や免疫機能に不可欠です。
    ・鉄分が豊富と言われるレバーより、小豆の方が多いことから、女性は鉄分を失われやすいため、貧血予防になります。
    ・リンはカルシウムの吸収を助け、こわれた細胞の修復をして、体内でエネルギーを作りだすときに活躍します。
  • 食物繊維
    不溶性食物繊維がたいへん多く含まれているので、排便で体内の老廃物を早く排出でし、毒が体に吸収されるのを防ぎ便秘改善に最適です。
  • サポニン
    小豆には、サポニンに強い利尿作用があり、サポニンとカリウムの相乗効果で、むくみ解消に繋がっています。そして、体の老化の元凶である血中のコレステロールや中性脂肪の生成を抑えて、脂質の過酸化を抑制することによって動脈硬化を防ぐ働きがあります。サポニンは小豆の外皮に含まれているので、皮を取り除いてしまうこしあんより粒あんの方が多く含まれています。
  • ポリフェノール
    抗酸化作用が強く、有害物質を無害な物質に変える作用があるので、体の酸化を防ぎ生活習慣病予防に役立ちます。赤ワインの約2倍のポリフェノールを含み、加熱しても煮汁に溶け出すので豆といっしょにいただくようにしましょう。

小豆の効果は、疲労回復・むくみや便秘の解消によりダイエットやアンチエイジングに有効で、生活習慣病予防に期待できる優れものです。

お粥で使う小豆の煮方

小豆を使ったお赤飯のおにぎりを冷凍しておくと、朝でも鍋に水を入れて冷凍されたお赤飯を入れるだけで、小豆粥が簡単に作れます。

【小豆の煮方】
小豆はサッと洗って鍋に入れ、豆の5倍ぐらいの水の量で煮ます。
火にかけ沸騰したら、中火で10分・弱火でポコポコと沸き立つ程度の火加減で好みの硬さまで煮ます。
水が多いのが希望でしたら、ある程度煮込んでからゆっくりさし水をするのもいいと思います。

【小豆粥(米から)】
・米 1合
・水 900ccぐらい
・小豆 好み
・塩 好み(小さじ1)
土鍋にお米・水を加えて強火で炊き始め、湯気が上がってきたら弱火にて10分炊いて火を止めます。
フタをあけて予め煮てある小豆と煮汁(野菜を加えるタイミングも同じ)を入れ、塩を加えて軽く混ぜ合わせて2~3分蒸らして出来上がります。

【小豆粥(炊いた飯から)】
ご飯・水・小豆と煮汁をお鍋で煮込むだけです。
好みで塩を加えます

参考記事:親サイトTOMOIKU:小豆粥と緑豆粥でデトックスとダイエット効果!スローフード薬膳レシピ-小正月



日本人の食の傾向と肉好きの方におすすめの「小豆」

欧米の食文化によって、日本の食が大きく変わり、日本人がもつDNAに反した食材を多く食べるようになりました。

たとえば、日本人が“栄養”として吸収する「わかめ」は、西洋人の体には合わず栄養が吸収されません。

日本人に哺乳動物の肉は向いていない体質で、何千年も肉を食べてきた西洋の民族と、まだ100年足らずの日本の民族は、体の作りも処理能力も違います。

そのように、現代の日本でも肉類が食卓に出ていますが、江戸時代には「薬食い」と称して、五臓の病にはイノシシ、産後の肥立ちにはシカの効能を薦めるなど、滋養があると期待された獣肉や乳製品などの動物性食品が注目され、肉食はこっそり行われていました。

肉類も度を超えた量でなければ、滋養強壮を目的として効果がある食材なのです。

日本人の体に合う食のメニューとして、肉と野菜のバランスがくずれていることが、問題となっているのです。

健康を意識した話の中で、肉類より野菜類を多く食べた方が健康向きとされています。

それは、研究報告として、野菜類と比較して肉類に少ない「ポリフェノール」が関係しているのではないか?…と言われています。

食べる肉類に対して、野菜量が少ないため、生活習慣病やメタボ問題が日本には深く根付いてしまったのです。

動物性たんぱく質を肉から魚に変えたり、植物性たんぱく質を取るようにし、特に肉好きの方は「ポリフェノール」を意識することで、栄養の辻褄が合う食事メニューになります。

結果、肉好きの方は、ポリフェノールを多く含む「小豆」は薬のような役目をしてくれることになります。

小豆は多くのポリフェノールを含み、日本人の体の調整をしてくれる優れた食材です。

親サイトで小豆の記事がありますが、小豆は漢方の「解毒の薬」です。

親サイト:小豆(あずき)は漢方では「解毒のお薬」10日1食で体をリセット!

体の解毒ができる食材なので、肉好きの方は、通年「小豆」を意識して、甘いお菓子ではなく、料理の食材として考えてみてはいかがでしょう。

煮込んだ小豆を、1回分を小分けして冷凍庫にストック♪

煮物やカレー…と、何にでも小豆を添えちゃう!…と、肉に不足なポリフェノールを取るように…

お肉を食べる時、ポリフェノールが多い赤ワインが良い…と、西洋文化がありますが、科学で証明できることができない時代に、そんなことが本能でわかったのでしょうね。

しかし、日本人は、お酒に弱い体質の人が増えるよう数千年かけて進化していると言われていて、肝臓でのアルコール分解が体の危機と察知する人がいます。

そのような体質の人が、肉には赤ワイン!…と、飲んでしまうと、逆に害になってしまします。

赤ワインが苦手な方は、ポリフェノールがワインの約2倍ある「小豆と煮汁」を、肉といっしょに食べることをおすすめします。

小豆の栄養は加熱しても残って煮汁に溶け出すので、煮汁は捨てることなくいただくようにしましょう。

小豆料理のほとんどは、調理に砂糖を使うお菓子が多いので、過剰摂取に気をつけましょう。

小豆の効果が減少しないように、オリゴ糖が多い「てんさい糖」・ミネラルが多い「黒砂糖」・抗菌作用がある「はちみつ」などを使うことをおすすめします。

砂糖を使うお菓子だけではなく、小豆粥やかぼちゃといっしょに煮込んだり…食事として小豆を食べるように工夫するように心がけましょう。

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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」
“愛玩動物飼養管理士&ペット食育士”
として「犬・猫・うさぎの食事」
“保育士”
として「子供の悩み相談」
“AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)”として、企業コンプライアンス・ライフプラン・金融、保険など6つの専門分野など、企業相談や地方講演と地域の活動を行っています。

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