老廃物を出す身近な7つの食べ物!デトックスポイントは食事の最初に食べる!

体にたまった老廃物は太る原因

夏が近づいてくると、ちょっとダイエットが気になるという方が多いのではないでしょうか。

1ヶ月で◯◯kgダイエット!と、ビックリしてしまうほどのダイエット方法もありますね。

今回はデトックスしていたら、ダイエットに繋がるという、漢方的な角度で食べて体を整える方法を紹介します。

年齢を重ねていくごとに新陳代謝が下がってしまい、老廃物が体内に溜まっていきます。

それが太ってしまう原因です。

溜まった老廃物を体外に排出されるように促し、体全体のバランスをとるように心がけるようにします。

老廃物排出効果の高い食品を上手に摂って、体をコントロールするようにしましょう。

老廃物を出す食べ物を食事の最初に食べるのがデトックスポイント!

20代は多少食べすぎてもエネルギーに転換して消費していきますが、年を重ねると代謝が落ちてエネルギー転換が充分に行われませんし、更年期以降は特に気をつけないと、若い時のように体が思うように調整できなくなっていきます。

エネルギー転換ができなくなっていくと、余った老廃物が体に溜まる…。

これが体脂肪として蓄積されるだけではなく、血中の中性脂肪といった形になって体内に定着してしまうのです。

この状態を放置してしまうと、糖尿病などの生活習慣病の原因になってしまいます。

では、痩せたいからと食事の量を極端に減らしてしまうと、体の栄養素まで不足してしまうため、老化を早めてしまうことから健康を損なうことになってしまいます。

高価な健康食品に走ってしまうと、継続していくことが困難になってしまったり、それに依存をしてしまうこともあるので、毎日食べているような身近な食材と食べ方で小さな心がけを継続していくことで、時間はかかってしまうかもしれませんが、体に定着していきます。

老廃物を出しやすくなる食べ物を先に食べることで、脂肪や糖分・塩分などを絡め取ってくれます。

そして、排便・排尿などを通じて排出されやすい食べ物を食べます。

老廃物を出しやすい野菜は1食で50g・海藻5g・茶葉ティースプーン2杯分を目標に摂取するようにしましょう。

そして食べる時は、必ずはじめの2~3口を老廃物を出す食材から食べる習慣をつけるようにしましょう。

 

老廃物を出す身近な7つの食べ物!

漢方やハーブと、薬効がある特別な食材や特別な調理法がありますが、なかなか継続できないこともあります。

今回は、毎日何かしらに食事で摂ることがある食材を7つを選んでいます。

デトックス効果と促す効果がある食材なので、食事の時に何か1つは摂るようにしましょう。

 

キャベツ・白菜-胃腸の働きを助けてデトックス

 

胃腸の働きを整えるキャベツは、排出効果もあります。

必要量50gはキャベツや白菜は約1枚です。

生で食べるのが理想ですが、体を冷やすたくない人は火を通してもいいのですが、煮すぎないように注意してください。

とんかつを食べる時のはじめの2~3口は、添えてあるキャベツの千切りから食べます。

調理の例)

キャベツや白菜の荒目の千切り(300g)に、酢小さじ1・塩小さじ1・レモンやゆずなどの柑橘類の皮のすりおろしを混ぜて、味をなじませます。

柑橘類がない場合は、少々の唐辛子などを使ってもいいですし、桜えびのようなカルシウムを加えてもいいですね。

 

大根-消化を促進して代謝をアップ

 

大根の消化酵素がタンパク質や糖分の代謝を高めて、便秘を解消させます。

生の方が排出効果が高いので、千切りのサラダや大根おろしで食べる方が効果があります。

冷え性の方は、みそ汁の具材に多めの大根をするといいですね。

調理の例)

大根おろし(250g)に三つ葉を3~5本を長さ1cmにきっって、梅干し(小1/2)を粗く刻んで加え、醤油小さじ2とレモン小さじ2で和えます。

ほうれん草・小松菜-排出と同時に栄養補給

 

造血作用のあるほうれん草は、排出効果やミネラルとカルシウムを補給する働きがあります。

血液中の老廃物を浄化してくれる他、血液の循環も良くしてくれます。

調理の例)

ほうれん草1わ(300g)を熱湯でサッと茹でて水にとり、長さ3cmに切って水気を絞り、醤油大さじ3・砂糖小さじ1・黒すりごま大さじ3・唐辛子を好みで混ぜてほうれん草に和えます。

唐辛子は代謝を促進してくれます。

 

たけのこ-繊維質が脂肪を排出

 

豊富な食物繊維があり、利用作用もあるので、排尿・排便を促進して老廃物を出してくれます。

消化が良くないのでよく咀嚼をするようにしてください。

調理の例)

たけのこの水煮(200g)は縦半分に薄切りにして、しいたけを幅1cmに切ります。
水3カップを沸かして桜えび大さじ1・塩小さじ1/2・鶏ガラスープ素小さじ1/2でスープを作ります。

 

きゅうり-水分を排出して脂肪の吸収を抑える

利尿作用がある代表格のきゅうりは、余分な水分を排出してくれます。

脂肪の吸収を抑える酵素を上手に利用しましょう。

調理の例)

きゅうり2本をたたいて乱切りにして、にんにく1かけをみじん切り・酢小さじ1・醤油大さじ1をきゅうりに和えます。

 

わかめ・こんぶ-余分の水分と脂肪細胞の排出の働きかけ

脂肪や糖分などを排出する上、利尿作用があります。

体内の脂肪細胞に働きかける力があるので、排出を促してくれます。

調理の例)

昆布20gは水に20分ほど入れて、包丁で切れるくらいにして細切りにして、にんにくは1かけはすりおろしておきます。
フライパンにごま油を大さじ1/2とにんにくを火にかけて、油に香りがしたら昆布を中火で炒め、酢大さじ1/2・醤油大さじ1/2を加えてできあがりです。

 

お茶-利尿作用があり水太り防止

茶葉には利尿作用があり水分代謝を促進してくれます。

脂肪の排出にも効果があり、発酵された烏龍茶やプーアール茶・ジャスミン茶など、食事のはじめに飲むことをおすすめします。

調理の例)

大根400gは薄いいちょう切りにして、普通に飲む烏龍茶1カップ・赤唐辛子1本・塩大さじ2/3・コショウを少々混ぜて、5時間前後なじませて、四川風一夜漬けができあがりです。



健康的なダイエットがでデトックスから!

若い時は、スタイルがよく見える洋服を意識したり、海などのレジャーでスタイルが気になることもあり、緊急なダイエットが必要なこともあるでしょう。

食べるダイエットは時間がかかるので、緊急な場合は非効率に感じるかもしれませんが、健康的にダイエットは老廃物を出すことです。

ダイエットは、基本の体をしっかりつくることがとても大切です。

年を重ねていくうちに見た目はぷっくりしているのに、無理したダイエットの後遺症で、栄養不足で骨粗鬆症や肌荒れ・生理不順などに悩まされてしまうことがあります。

そんなことにならないように、食事中の咀嚼を意識し、暴飲暴食を避けるようにしましょう。

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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

 

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」
“愛玩動物飼養管理士&ペット食育士”
として「犬・猫・うさぎの食事」
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