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卯の花の炒り煮は日本の代表する栄養食「大豆のおから」
おからを使った料理として思い浮かぶのは、野菜を炒めておからといっしょに煮付けた「おからの炒り煮(卯の花和え)」が一番多いのではないでしょうか。
おからは豆腐を製造する過程で、大豆から豆乳を絞った残りなので、おからの旬は豆腐の原料、大豆の旬と同じで1~2月になります。
しかし大豆商品は乾燥させて保存もできるために、年間流通している食材で、旬の季節以外にも食べていただきたい食材です。
おからはビタミンなどの栄養素の含有量も多種多様に適量含まれているのも特徴で、すごく栄養バランスに優れています。
すり胡麻などを加えて、薬膳として申し分ない効果効能があるのが、大豆が主なる食材である「卯の花の炒り煮」です。
添えるモノを旬の野菜を使用したりと工夫しましょう。
TOMOIKU総合サイトで豆類の記事がありますので、参考にしていただけるとお役にたてると思います。
■TOMOIKU総合サイト:豆の記事のコーナー>>
大豆が原料のおからは、必須アミノ酸をバランスよく含み、栄養価の高い「良質なたんぱく質」です。
卯の花100gのカロリーですが、111kcalということから、ダイエットとして食べる方が多いようです。
カロリーが低めで腹持ちがよいことがダイエットに向いているのです。
- ダイエット効果
- 動脈硬化の予防
- 心筋梗塞の予防
- 大便の排泄を促す
- 抗酸化作用を抑える作用
- がん予防
- 老化・肌の老化防止
- 高血圧の予防
- 肝臓障害の改善
- 高脂血症の改善
- 更年期障害の改善
- 生理不順に効果
- 精子の活性化に効果 など
卯の花の炒り煮|薬膳レシピ
作ったときは、卯の花としていただき、作りおきではコロッケにしています。
—– 材料(4人分)—–
- おから 300g
- にんじん 50g
- ごぼう 50g
- 干し椎茸
- こんにゃく 半分
- 油揚げ 1枚
- ごま油 大さじ2~
- だし汁 4カップ
- 酒、みりん各大さじ3、砂糖(てんさい糖)大さじ1、しょうゆ大さじ2強、塩小さじ2分の1
(我が家は家族が多いので、写真は8人分の量です)
—– 作り方 —–
- シイタケはぬるま湯4分の1カップで戻し、戻し汁はとっておく。
- コンニャクは水からゆでて長さ2センチの細切り、油揚げはゆでて油抜きし、長さ2センチの細切りにする。
- ニンジン・ゴボウ・干しシイタケを好みを細切りにする。
- フライパンに油(こめ油やごま油など)でおからを弱めの中火で煎る。木べらで混ぜながら、さらさらになるまで7~8分ほど焦がさないように煎って、ボウルなどに一度取り出しておく。
- フライパンに大さじ2分の1のゴマ油と切った具材を入れて、中火で油がなじむ程度に炒める。
- フライパンにおからを戻し入れて、ひたひたのだしとシイタケの戻し汁を加える。
- 煮立ったら調味料を入れ、中火弱で15分ぐらい、焦げつかないようにときどきへらで上下をかき混ぜながら煮続ける。
- 味見をして好みの味に整えて5分位煮上げる。
だしは、濃いめと意識して、水分が多めかな?と思っても煮ることによって味がしみますし、とろとろの状態から水分を飛ばす感じでかき混ぜながら煮続けます。
作ったのが「春」なので、菜の花などを添えています。
作り置きの最終的な料理は孫が大好きなコロッケ
このコロッケは6歳の孫が作りました。
砂場の泥団子の延長なのでしょうね…苦笑(揚げたのは私ですが…苦笑)
—– 材料(4人分)—–
- 作り置きの卯の花の炒り煮
- 鶏のひき肉 卯の花の炒り煮の見た目、三分の一の量
- 卵
- 片栗粉
- パン粉
— 作り方 —
- 作り置きの卯の花の炒り煮に卵と片栗粉を混ぜて団子状にする。
- 片栗粉→卵→パン粉の順番にくぐらせて、油で揚げる。
子供だからなのか、卯の花の炒り煮よりもコロッケにした方がよく食べます。
子供の手の中に入るぐらいの小さなコロッケの出来上がり!
添え物にラディッシュときゅうりのお漬物も美味しいですよ!いっしょにどうぞ…。
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日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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