乾燥肌・のど・肺を守る薬膳「白木耳と梨やりんごのコンポート」スイーツレシピ

大気の乾燥によって皮膚やのど…そして肺肌に潤いがない時、体の中から潤す薬膳スイーツを紹介します。

その前に体を潤す「白木耳」の効果効能についての関連記事を合せてお読みいただくとお役に立てると思います。

乾燥肌・のど・肺を守る薬膳

インフルエンザなどの“ウイルス”から喉を守るためには、いつも粘膜を潤しておくことが予防になります。

肺はみずみずしく潤った状態を好む臓器です。

大気が乾燥して肺の潤いが不足すると、風邪を引きやすくなったり、鼻や喉のトラブルのほか、鼻づまり・くしゃみ・息切れなどのさまざまなトラブルが起こりやすくります。

乾きやすい体を表面から守るのではなく、体の中から潤すための食材は、白い色の食材がおすすめ!

白木耳や蜂蜜・豆乳・百合根・梨・ぶどう・りんご・山いも・松の実・蓮の実・白ゴマなどは、気管支や肺を潤す代表的な食材です。



薬膳「白木耳と梨やりんごのコンポート」スイーツレシピ

秋に流通される梨を使うことが多い「潤い薬膳」ですが、春の乾燥でも粘膜や気管支は守りたいもの。

ウイルスに対抗したり、花粉対策でも粘膜の潤いは必須です。

そんな時は、ぜひ「白木耳」を思い出して、気軽にスイーツで対策してください。

子供でもOK!薬膳「白木耳と梨やりんごのコンポート」スイーツレシピ

小さなお子さんにも、風邪でノドが痛い時などにおすすめです。

材料—–

  • 白木耳(白きくらげ)5g…(乾燥時)
  • 白い果実(梨・洋ナシ・りんごなど)…1/2個
  • 水…2カップ
  • レモン汁…大さじ1
  • はちみつ…大さじ1
  • クコの実…数粒

作り方—–

  1. 白木耳は、よく洗って30分以上水に浸して戻します。
  2. 白木耳の根元の固い部分は取り除き、手でひと口大にちぎります。
  3. 白い果実の皮をむき、7ミリぐらいの厚さのいちょう切りにカットします。
  4. 鍋に白きくらげと水2カップを入れて火にかけて沸騰したら弱火にします。
  5. 少しトロミが出てくるまでじっくり煮たら梨を加えます。
  6. 水が少なくなっていたら適量を足して、白い果実がやわらかくなるまで煮ます。
  7. 火を止めて、レモン汁とはちみつを加えてよく混ぜて、味を好みに整えます。
  8. 器に盛り付け、クコの実を加えてできあがりです。

大人の薬膳「白木耳と梨やりんごの赤ワインコンポート」スイーツレシピ

赤ワインのポリフェノール効果を期待して、大人は白木耳を赤ワインで煮込みました。

お花のようにキレイにできます。

材料—–

  • 白木耳(白きくらげ)5g…(乾燥時)
  • 白い果実(梨・洋ナシ・りんごなど)…1/2個
  • 赤ワイン…1/2カップ
  • 水…2カップ
  • レモン汁…大さじ2
  • はちみつ…大さじ2
  • クコの実…数粒

作り方—–

  1. 白木耳は、よく洗って30分以上水に浸して戻します。
  2. 白木耳の根元の固い部分は取り除き、手でひと口大にちぎります。
  3. 白い果実の皮をむき、7ミリぐらいの厚さのいちょう切りにカットします。
  4. 鍋に白きくらげと水1カップと赤ワインを1/2カップ入れて火にかけて沸騰したら弱火にします。
  5. 少しトロミが出てくるまでじっくり煮て、レモン汁を大さじ1とはちみつ大さじ1を加えます。
    —写真のレシピは色をきれいに表現するために、果実は別の鍋で赤ワインを使用しないで煮込んでいます。
  6. 別の鍋に水を1カップ入れて、白い果実がやわらかくなるまで煮ます。
  7. 火を止めて、レモン汁を大さじ1とはちみつ大さじ1を加えてよく混ぜて、味を好みに整えます。
  8. 器に赤ワインで煮た白いと果実を盛り付け、クコの実を加えてできあがりです。

昔は高級食材だった白木耳ですが、栽培ができるようになって、とても身近な食材になりました。

スイーツ以外でも、サラダや刺身のツマ、みそ汁などの具や炒め物…と、味がない食材だけに何にでも使え、乾物食品なので長期保存ができいつでも使える優れものです。

おすすめの白木耳は癒雅膳食さんで、調理手間を省け、食べやすいサイズにカットされ、とてもきれいな漢方食材「白木耳」です。

栽培期間中農薬不使用で、市場に出回っていない高等級品でリーズナブル!

空気が乾燥して、カサカサのお肌が気になる方が、ノドや肺を潤しウイルスに対抗するために、漢方食材「白木耳」を取り入れてみてはいかがでしょう。

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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“愛玩動物飼養管理士&ペット食育士”
として「犬・猫・うさぎの食事」
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