3月~春の季節の変わり目は体調不良になりやすい!新陳代謝と肝臓注意

春の養生は、あなたの1年間の健康のスタートをさせる、1年の中でも最重要とも言えます。

春は80%以上の人が、何かしらの体調不良を感じると言われています。

自然の摂理に逆らうことなく、養生していきましょう。

春「陰と陽」季節の変わり目は体調不良に注意!

季節は春へと変わり、3月20日ごろの「春分」をむかえ、太陽は春の位置になって、日照条件がだんだんとよくなり、暖かさを感じる日が増えていきます。

桜が咲こうとすると急に寒くなったり、雨や地域によっては雪が降るなど、気候が安定しないでもどかしい季節でもあります。

漢方では3月は寒い「陰」から、暖かい「陽」へと移行する「大きな季節の変わり目」と考えます。

春分から秋分までを、発想力豊かで行動力も活発な「陽」

秋分から春分までを、自分を時間をかけて磨く努力をする「陰」

この「陰と陽」の要素が良い方向に働けばいいのですが、悪い方向に出てしまうことがあるのです。

季節の変わり目は年に4回ありますが、とくに冬から春への変わり目は心の疲れも重なり、80%の方が体調不良を感じることから、心と食生活の切り替えが重要なポイントになります。

冬で溜め込んでいたものを、春の季節に対応する体にする「解毒と代謝」をするように、体は大きく移りかわっていきます。

この「解毒と代謝」の働きをするのが漢方でいう“肝”…現代医学で「肝臓」です。

「春」は副腎が疲れ肝臓が活発に働く

春は森の動物達が目を覚まし、植物も芽を出し始めるなど、生命のエネルギーが急に活発に働き出します。

人間も同様、季節に沿って春は活発に動き始めるので、肝臓に大きく負担がかかります。

その“肝”の負担の特徴は、怒りやイライラなど、心が制御できない上、寒暖差や気圧の変化も加わって、心と体の両方にストレスが加わることです。

「春になると、街で変な人がでてくる」と聞いたことはありませんか?

暖かくなってくると、“肝”が弱って感情が抑えられない状況になり、日頃の鬱屈や溜まっているエネルギーが爆発しやすくなり、思いもよらない行動をするようになります。

春の気候変動による心の高ぶりを整える食べ物を、意識するようにしましょう。

そして、2月から4月と気候変化や環境の変化によって、副腎が疲れていることも春の体調不良の原因のひとつです。

血糖値の急上昇を起こしたり、冬のためビタミンDが不足していることなど、様々な原因で症状があらわれます。

春の季節の変わり目は、冬で副腎が疲れていることと、春に肝臓が活発に活動し始めることで体調不良になりやすくなってしまうのです。

冬で副腎が疲れている対処法は、別の記事を用意していますので、合わせてお読みいただくとより深くご理解していただけると思います。

季節の変わり目の「春分」前後の時期は、これからはじまる春本番を爽やかに過ごし、これからの1年を健康に過ごしていかれるかどうかという分岐点になるほど重要です。



春は生活習慣を整え、新陳代謝をアップ!肝臓に注意!

春は、からだの新陳代謝が活発になる季節で、この時期は風邪や花粉症で悩む方も多いですね。

それは自然な排毒反応とも考えられ、体内毒素を出そうとする自然治癒力の働きのひとつとも言われています。

春に活発に働く「肝」をいたわりながら、陰と陽の季節の変わり目に必要な栄養素を摂るようにします。

古い細胞が新しい細胞に入れ替わる新陳代謝は、年齢とともに落ちていく上、季節の変わり目の春では、外界の変化に対応しきれず、自律神経も乱れがちになります。

そのような状況の中、日常で気をつけたい代謝を高める方法は、季節や体質に合った適切な“保護”を生活習慣に加えることで、体のパワーを増してあげることです。

それが健康なときに行う「養生」です。

春の養生ポイントが書かれている関連記事です。

毎日の生活の過ごし方は、体内時計を一定に保つことによって、さまざまな体内の環境を一定に保つ生活習慣を心がけ、その積み重ねによって体力がだんだん増していって、余力が増えます。

昼と夜の長さが同じになる「春分」を境に 日が長くなり春らしい陽気になっていくので、睡眠などの生活リズムを整えましょう。

季節の変わり目の体調不良対策のカギは、「食事・睡眠・リラックス」と、健康になるためのポイントと同じですが、日照時間の移り変わりと体のバランスや、自律神経のバランスが崩れること、3~4月は新しいことも増えることが多いので自然にストレスが溜まっていきます。

睡眠をたっぷりとることで、寝ている間は副交感神経が優位に働いて体や心を休ませてくれます。

40℃前後の湯をバスタブにはって、ゆったりとつかると寝付きが良くなり、ぐっすり眠ることができるので、ストレスを多く感じているときは、心身をリラックスさせる副交感神経が優位に働くように対策を取りましょう。

春のための生活習慣に加えて、食生活では新陳代謝をあげるてくれる食べ物や、肝臓を労わる食べ物に注意します。

肝臓は、血液中のさまざまな不純物を分解・解毒して浄化する働きをしていて、負の心の乱れのストレスは、臓器の働きを悪くする原因になります。

季節に合わせた食事の仕方を工夫することが、新陳代謝を活発にするので、春の養生は新陳代謝と肝臓を労わることを切り離してはいけません。

次のページは、冬に溜め込んだ解毒と代謝を促しながら、肝機能を強化していく食養生のポイントを具体的に紹介します。

次のページ>>季節の変わり目に注意!春の体調不良を食事で整える6つのポイント

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
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