漢方・薬膳効能がスゴイ「にんにく」あらゆる予防改善!おすすめの食べ合せ

にんにくはデザイナーフーズでトップ!あらゆる症状の予防改善

アメリカ国立がん研究所が、がん予防に効果があると考えられる127種類の野菜や果物を、ピラミッド型に並べた「デザイナーフーズ・ピラミッド」を発表し、最も予防栄養価の高い食品のトップは「にんにく」でした。

そのため、アメリカでのにんにくの消費量は3倍にもなり、注目され続けている食材です。

【にんにくの考えられている様々な効能】

ガン(がん・癌)脳梗塞・心筋梗塞・動脈硬化・胃ガン・胃潰瘍・糖尿病・肝臓障害・高血圧・冷え性・水虫・風邪・脚気(かっけ)・喘息・大腸ガン・腰痛・神経痛・痔・疲労回復・体力増強・精力アップ・イライラ解消・食欲増進・二日酔い・ダイエット・肌荒れ・老化防止・消毒・免疫系を調整・食中毒・大腸菌0-157の予防・学習能力の向上・便秘・下痢・更年期障害・眼精疲労・血糖値を下げる、血液がサラサラ…など

<にんにく大辞典より>

にんにくの効能を書き切れないのは、活性酸素を除去する抗酸化作用が多い場合、すべての病気に繋がるからです。

全疾患の九割はこの活性酸素が関係しています。

その活性酸素を除去するにんにくの抗酸化作用によって、癌や動脈硬化、心臓病、脳卒中などの生活習慣病予防から、認知症や白内障など…様々な予防や改善に繋がるのです。

効果を多く得たいからと、ピラミッドの頂点にあるにんにくを、大量に食べれば効果が更にアップするわけではなく、ピラミッドに示された食品をまんべんなく食べることが大切だと、多くの専門家が口を揃えて言うことです。

ひとつの食材が良いという情報を得ると、その一点に飛びつくのではなく、少量を日々取っていく継続性も必要です。

漢方・薬膳でのにんにく効能もスゴイ!

漢方・薬膳では、五性が「温」なので、体を温める性質があり、内臓の機能を活発にします。

薬膳では、風邪の予防やはれものの改善・解毒作用がある食材として用いられます。

にんにくのにおいのもとであるアリシンには、強力な殺菌作用があり、疲労回復から脳の活性化まで幅広く役立ちます。

血液サラサラ効果もあるので、動脈硬化予防や血糖値の改善などの生活習慣病予防として、薬膳ではにんにくを使います。

にんにくは「滋養強壮」効果があるということは、多くの方が知っている効能だと思いますが、実は「鎮静作用」もあります。

滋養強壮に良いと言われるにんにくはパワーを出す食材という位置でもあるため、相反する「鎮静作用」にも有効であるのは、体内にあるものをうまく巡らせて活用できるのがにんにくです。

高麗人参のようにガンガンパワーをアップさせる系列の生薬ではなく、にんにくは「身体・心身のバランスを整える」バランス系列の食材です。

漢方の考え方では、にんにくは気滞(気の巡りが悪い)とお血(血の巡りが悪い)に向く食材なので、その改善によって高ぶりを鎮めるのです。

現代になり、西洋医学的な見方でも同様のことがいえることがわかりました。

にんにくの成分であるアリシンや硫化アリルは、体を活性化させるとともに、精神安定や不眠にもよいとされているのです。

漢方の生薬から、薬膳として使われる「にんにく」の解釈が、一見相反する効能に見えるモノでも、体を正しい方向に改善される「バランス系列の食材」として何千年の前から存在し、西洋医学として研究されたガンにもっとも有効である食材「デザイナーフーズ」として現代になって注目される…

漢方・薬膳としての効能って、知れば知るほどスゴイいです。

ウイルスや細菌から体を守る!風邪やインフルエンザの予防から早期治癒

風邪は、ウイルスが気道から入り、細胞を壊してしまうことで炎症をおこして感染します。

ほとんどの場合は、その前に免疫抗体によって捕らえられ、分解除去されてしまうのですが、感染してしまうのは、その抗体がないか、あっても弱っているからです。

にんにくには免疫力をアップさせる働きがあり、風邪による炎症を抑え、痛みを軽減するなど風邪を早く治す効果が期待できます。

血流増加、体温上昇作用を通じて身体の免疫細胞の動きをよくするため、体力を増強し、風邪にかかりにくい身体を作ります。

気管や食道粘膜に多く含まれる免疫が高まることが確認されているので、にんにくの成分が風邪ウイルスを寄せ付けないように働いてくれます。

その働きをするのが「アリシン」

アリシンは、免疫力をアップし、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やしてくれます。

そして、アリシンには強い殺菌作用があり、菌(結核菌・ブドウ球菌・赤痢菌・チフス菌など)に対して抗生物質として働くことが確かめられています。

アリシンは体内でビタミンB1と結合すると、疲労回復効果があるので、免疫細胞を刺激して免疫抗体の生産を促してくれるので、風邪を早く治す効果があるのです。

風邪をひいたとき、風邪薬とにんにくを同時に摂取すると、胃壁などに負担がかかってしまうので、風邪薬を飲んだ後は、しばらく時間を置いてからにんにくを食べるようにしましょう。

にんにくとの食べ合せで目的の効果をアップさせよう!

体に良いからと、ひとつのモノを大量に食べれば効果が上がるかというと、そういうわけではありません。

どんな食べ物も、効果を発揮する栄養素をより引き出すモノがなければ、効果を発揮できません。

にんにくも他の栄養素を含む食材と一緒に食べることで、さらに健康効果がアップします。

  • 【豚肉】食べ合わせで疲労回復効果のアップ!
    にんにくの強力な栄養素「アリシン」は、豚肉のビタミンB1と結合すると、吸収力が増すだけでなく、長時間にわたって疲労回復を強力にサポートします。
  • 【タコ・えび】食べ合わせでコレステロール低下と肝機能をアップ!
    タコに含まれるタウリンが肝機能を高め、にんにくの解毒作用がその働きを後押しするので、炒めて食べるのがおすすめです。肝機能が正常化すると解毒の働きの向上に繋がります。コレステロール低下の作用や血圧を安定に保つ働きがあり、更なる相乗効果が期待できます。
  • 【卵】食べ合わせでストレスの緩和と血管や肌の老化予防アップ!
    にんにくのビタミンB6と卵のB2の相乗効果によって、ストレスの緩和や高血圧予防になり、卵黄に含まれるレシチンで、血管に付着したコレステロールを取り去ってくれます。加熱したにんにくに卵をプラスすると、相乗効果で血管の老化を抑制し、肌や髪の老化を防ぐ効果も期待できます。
  • 【青魚】食べ合わせで血液サラサラ効果アップ!
    にんにくにはたんぱく質の消化を促進する効果があり、特に青魚に多く含まれるDHAやEPAには血液をサラサラにする効果があるので、にんにくと一緒に食べることで効果がアップします。アリシンが変化したアホエン自体に強い抗血栓作用があるので、相乗効果でさらに効果が期待できるのです。
  • 【ブロッコリーやじゃがいも】食べ合わせで血行促進・抗酸化作用がアップ!
    野菜に含まれているビタミンCが豊富な野菜とにんにくを食べ合せることで、血行がよくなるので血行促進に繋がり、抗酸化作用の働きがアップされます。
  • 【大豆食品】食べ合わせで免疫力をアップ!にんにく臭を消す
    大豆食品は、栄養価が高お良質なタンパク質で、イソフラボンや大豆サポニンは、細胞を若く健康に保ち、免疫力を向上させる効果を、にんにくと食べ合せることで、美容や免疫力がアップされます。



にんにくは生?加熱?どっちがいいのか?

にんにくは生をすりおろした方がいいのか?他の食材と加熱した方がいいのか?…と悩む方が多いようです。

こたえは、どちらにも良い効能があるので、一方に偏る調理法ではなく、どちらも食べるようにした方がよいのではないでしょうか。

【生にんにく】

生にんにくには抗菌・抗ウイルス作用があり、食中毒や風邪の予防になります。

血液凝固を抑制する抗動脈硬化機能や血圧低下作用などの効果を引き出すには、すりおろして食べます。

にんにくのニオイの素「アリシン」は切断されたりすり下ろされたりすることでできます。

にんにくのビタミンCは熱に弱いので、ビタミンCをいかしたい場合は、すりおろして食べるようにします。

しかし、生のにんにくは刺激が強く、人によっては胃腸の調子を悪くする人もいるので、気になる方は加熱した方が胃腸にやさしくニオイも抑えられます。

そして、生のにんにくを食べ過ぎると血液中のヘモグロビンが減少して溶血作用が強くなってしまい、貧血や目まい、血が止まらなくなるといった症状が起こす場合もあるので、食べ過ぎに注意しましょう。

※生のにんにくの1日の摂取量目安は生にんにくの場合1日の摂取量は1片

【加熱にんにく】

加熱するとアリシンがアホエンという成分に変わって、コレステロール抑制作用・抗がん作用・免疫の増強・炎症の抑制作用が期待できます。

動脈硬化を予防し、血液をサラサラにして、血行がよくなります。

にんにくは熱を加えることで、これが唾液や胃液などの消化液の分泌を促し、成分をより吸収しやすくなり、体にやさしくなります。

アホエンは、100℃以下で加熱するとアリシンから生まれますが、それ以上の加熱だとアホエンはできません。

スープや煮物などに少々のにんにくをプラスして、具材に緑黄色野菜を使うと、抗酸化作用がさらにアップし、血流が促されて更に冷え改善に力を発揮します。

そして、熱を加えることでこのニオイが1/40にまで抑えられます。

※加熱にんにくの1日の摂取量目安は生にんにくの場合1日の摂取量は2~3片

生にんにくと加熱にんにくと、それぞれに利点難点があり、胃腸にやさしくニオイが抑えられるのは熱を加えるにんにくです。

あなたの体質や体調に合わせて、食べるようにしましょう。

にんにくの食べ過ぎは禁物

にんにくは一度食べると2日間効果が持続するという、研究結果があります。

刺激の強い食材なので、1度に多く食べ過ぎることがないように注意し、空腹時に急ににんにくを食べると刺激が強すぎで胃痛を起こすこともあるので、まずは牛乳や豆乳などのたんぱく質を取ると体にやさしく、効果がじんわりと効くようになります。

にんにくは少量を続けて食べることが大切です。

生なら1片、加熱したものなら2~3片ずつを食べることがオススメです。

にんにくの消費に対して、国産のニンニクはちょっと価格がお高め…

私はできるだけ国産を購入しているので、皮剥がれもありのお得商品を購入しています。

皮が剥がれれいるのもありますが、一級品でぷっくりとしていて大きく、すごくおいしいです。

送料込みのメール便で届くので、とてもリーズナブル!おすすめです。

にんにくを単体で食べるのも美味しいですが、にんにくと食べ合せのよい食材の味付けに、にんにくを使う方法で少量を食べていきましょう。

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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」
“愛玩動物飼養管理士&ペット食育士”
として「犬・猫・うさぎの食事」
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“AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)”として、企業コンプライアンス・ライフプラン・金融、保険など6つの専門分野など、企業相談や地方講演と地域の活動を行っています。

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