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春分の日の意味とお彼岸について
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の時間がほぼ等しくなる季節です。
春を迎え、桜が満開になるこの季節、秋に南方へ帰ったツバメも飛来して、きれいな花のまわりにはモンシロチョウも飛んでいます。
二十四節気の“春分”の初日、「春分の日」は自然をたたえ、生物を慈しむ日」です。
そして、“春のお彼岸”で、先祖供養のために牡丹の花に見立てて「ぼた餅」を用意しますね。
同じ小豆の和菓子ですが、“秋のお彼岸”には、萩の花に咲くので「おはぎ」と言われています。
春の摂理を利用:二十四節気【春分】3/21~4/4日頃
秋には冬の準備の体をつくるために、野生動物は脂肪を蓄えようとします。
旬の野菜なども、冬の体作りのために穀物がとても美味しいですね。
自然界の動物達は、冬に脂肪を蓄えて春まで生き延び、春には栄養がいっぱいある旬のものを食べて、体力を回復させます。
しかし、人間は脂肪を溜め込んで、その脂肪を使うことなく真冬も忘年会やお正月と食べることが多いので、外見も内蔵も脂肪が溜まっていく一方です。
そして寒さで体を十分に動かさなかったので血流も悪くなっていて、冷えと重なり便の状態も不規則になりがちです。
春には様々な毒素を排出できるように、冬の体の状態を和らげるために、繊維質の豊富な山菜が出回ります。
自然界の動物達は繊維の多い木の根っこなども食べて体を整えます。
それが「自然の摂理」です。
春の食べ物や注意することなど、薬膳でも度々綴っています。
体を基本に考えると、春が1年のスタートになります。
1ヶ月で5kgやせたデトックスをしているとダイエットになる
自然の摂理を利用して、春の食べ物を意識することで、無理なく1ヶ月で5kg痩せた方がいらっしゃいますので、ご紹介します。
「分とく山」5店舗の総料理長の山崎洋光氏は、「睡眠時無呼吸症」だったので、体重の増加から喉が圧迫されて無呼吸になることがあると医師から減量をすすめられ、無理のなりダイエットと続けたことで、1ヶ月で体重を5kg落としました。
野崎流ダイエットなのですが、「春」という自然の摂理を利用し、しっかり食べて痩せています。
その方法は茹で野菜を1日300グラムをよく噛んで食べてから、おかずやごはん・味噌汁と食べて痩せる方法です。
野菜1日300gは、しゃぶしゃぶがベスト!毎日飽きてしまいそうですが、タレなどを工夫したり、鍋料理でなくてもアルミハクに包んでグリルで蒸し焼きでもいいですね。
その野菜がポイント!
自然界の動物と同じように、繊維質が多い根菜類をたっぷり食べるんです。
よく噛んで唾液を出し、咀嚼して食べてくださいね。
早食いに良いことはありません。
ダイエット目的ではなく、冬の溜まった毒素を排泄する“デトックス”を目的にして、体力が必要な夏に向けて体を整える…そうすることで、自然にダイエットに繋がります。
野崎流ダイエット-しゃぶしゃぶレシピ2人分
- 小松菜…1/3束
- かぶ…2個
- 白菜…葉2枚
- 大根…長さ12cm
- キャベツ…2枚
- ごぼう…1/2本
- 蓮根…5cm
- 人参…長さ…12cm
- 昆布…5☓5cm
- 根菜類はスライサーでカットしておきます。
- 鍋に水2リットルと昆布を入れて沸かします。
- それぞれの野菜に火が通ったら好みで、ポン酢や胡麻だれなどで食べてください。
きのこやお肉や魚をプラスしてもいいですね。
私は具だくさん汁をどんぶりで食べるようにしています。
どんな方法でもいいんです。
基本はご飯やおかずを食べる前に、根菜類を主とした食材を、素朴な料理法で1日300g食べるということです。
目的をダイエットだけに絞らず、健康的な体になるというデトックスをしていると自然に脂肪は落ちていくと思います。
春はデトックスの季節!
体内の脂肪も出し切りましょう!
東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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