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二十四節気の夏【大暑-たいしょ】7/23~8/7頃は猛暑期
快晴が続いて気温が上がり蒸し暑い時季になります。
猛暑期に相手の健康を気遣う挨拶状の「暑中見舞い」も届く頃ですね。
暑中見舞いの“暑中”とは、 暑い中である「大暑(小暑も含む)」という意味で、この時期にお見舞いを出すことから「暑中見舞い」と言います。
昔からお見舞いをするほどの時季であるということです。
熱帯夜が続くので体力も落ちてしまうことから、年に4回ある土用の中でも、一番健康に気をつけておきたい土用になります。
夏の疲れをため込む時季で、冷たいもの暴飲暴食や食欲不振とお腹の病症が起きやすくなります。
食材や食べ方と食べる時間などを見直しましょう。
食欲がなくなってきたら、熱中症予備軍になっていることも自覚しておくことが大切です。
大暑では「熱中症」に注意!ストックする経口補水療法“OS-1・オーエスワン”
連日、熱中症の注意が呼びかけられているので、あなたも多くの情報を得ていることと思います。
いつもは大丈夫と思っていても、気がつかないうちに脱水症状になっていることで、突然熱中症になってしまうことがあります。
いつもの自分ではなく、現在の自分の体調管理がとても大切です。
小学生が野外授業で熱中症によって、他界してしまう悲しいことが起きました。
ニュースでコメントをしていた医師が、体調不良の時、水を飲んでも間に合わない場合があるので、“塩”を含んだモノを口に含むことで状況は変わっていたということを言われていました。
学校でも塩入りの飴を配ったりと、様々な工夫がされています。
熱中症での予防などは多くありますが、我が家では毎年、朝に梅干しを必ず食べていくようにしています。
塩分とクエン酸が摂取できるので、おすすめ!
孫たちは、ヨーグルトに梅干しを崩して入れて、はちみつをかけて食べたりしています。
想像したよりもおいしいので、一度試してみてください。
私は、自家製の甘酒に梅干しを1つ入れてミキサーにかけて飲んでいます。
自家製の甘酒は砂糖を加えなくても甘いので、梅干しを入れてもとてもおいしくいただけます。
甘酒は冷蔵庫に保存しているので、丁度よく冷えた“梅の玄米甘酒”です。
朝、“塩分”と“水分”を摂ってから出かけるような熱中症予防生活を心がけることで、夏バテ知らずになると思います。
出先で具合が悪くなったら、水分補給を!…そして、塩分が大切です。
緊急時には水や麦茶などの水分補給だけではなく、塩分も含む「スポーツドリンク」で対応することも大切です。
私は緊急でない限りは、自家製のスポーツドリンクを作っています。
スポーツドリンクの作り方は、下記の記事にてレシピを紹介しています。
スポーツドリンクは塩分も電解質も入ってますが、同時に大量の糖分も入っていることから、毎日スポーツドリンクを飲み続けると、急性の糖尿病になる可能性があるとのことで、購入するのであれば経口補水療法として“OS-1”がおすすめ!
私はバッグの中に災害用としてドリンクは常に持ち歩いていますが、現在は“OS-1”の280mLかゼリーのタイプのモノを持って外出するようにしています。
孫の発熱時などのためにもストックしています。
“OS-1”は薬局で販売されている経口補水液です。大塚製薬HP:https://www.os-1.jp/about/
— コンパクトなゼリーをバッグに入れています —
猛暑に耐える食事-夏の血栓に注意!
熱中症に注意すると共に、夏の血栓にも注意が必要です。
人間の体のおよそ70%は水分でできています。
猛暑によって大量の発汗をして体内の水分量が減り、脱水症状になることで、全身の細胞に栄養分や酸素を運んでいる血液の水分量も少なくなります。
そのことによって血液の濃度や粘度が上昇し、血液中にかたまりができてしまうのです。
このかたまりが血管壁を傷つけ血管を詰まらせることで、全身の機能低下を招くのです。
脳組織が酸素または栄養の不足のため壊死する要因となり脳梗塞などの症状を発症し、死に至ることもあります。
冬の血栓予防だけではなく、夏でも血液サラサラを維持するには、水分補給と血液サラサラになる要素が高い食材を選ぶことが大切です。
そして、毒素を出す。
健康を保つことは、体の毒素が詰まった状態を避けるような生活と食事を心がけましょう。
夏に食べる食材は、体力維持と水分補給とむくみをなくす食材が多いので、毒素を発散し排泄させるようにしましょう。
では、どんな食材がいいのか?
やはり、体の中の余分な熱を冷ますの食材“旬のモノ”を意識して食べるのが一番です。
夏はゴーヤ…常に食べて!
上記のページでも書いていますが、がん予防にもなるゴーヤがおすすめです。
ゴーヤのビタミンCは野菜の中で、加熱に強いビタミンCが含ま割れていて、レモンの約2〜3倍もあります。
食物繊維はセロリの約30倍・鉄分はほうれん草の約2倍以上あり、カルシウムは牛乳の約14倍もあるので、クエン酸(お酢やレモン)といっしょに食べることで吸収がよくなります。
ネバネバ料理はもちろんのこと、枝豆は気血を補って水の巡りをよくします。
枝豆は消化を促して、便秘解消や美肌・高血圧や肝炎の予防にもなります。
きゅうりも利尿作用があり、体を冷やす作用もあるので食べすぎはよくありませんが、水分補給と利尿作用と夏に必要な栄養があります。
夏の冷奴は超おすすめ料理!
冷奴や肉の素焼き・お刺身などの薬味に栄養価が高いレシピを紹介します。
夏の栄養満点「万能薬味」のレシピ
夏の体が喜ぶ薬味は、胃腸の働きを助けて食欲を増進させてくれます。
発汗作用・殺菌作用・解毒効果が結集されたような薬味です。
1週間は保存ができるので、おすすめ!
我が家の客人も、みんなレシピをメモするので、美味しいと感じる方が多いのだと思います。
材料
- ブロッコリースプラウト(かいわれ大根)…カイワレ1パック量(スプラウトも同じくらい)
- みょうが…2~3個
- わけぎ…2本
- 大葉 10枚
- しょうが…25~30gぐらい
5種類の薬味を切るだけです。
苦手な食材があったら、それだけ抜いてください。
- スプラウト…ブロッコリースプラウトはそのままで、カイワレは2cmぐらい切る
- みょうが…小口切り
- わけぎ…小口切り
- 大葉…千切り
- しょうが…千切り 私は千切りで食べる感じが好きですが、好みでみじん切りでも可
すべて切ったら、アクが抜けるようにたっぷりの冷水に5分間ぐらいさらします。
少量のビタミンは水に流出してしまいますが、シャキッとさせることで、おいしく日持ちもよくなります。
しっかり水切りをしてくださいね。
保存させるために、タッパーなどの密封容器の底にキッチンペーパーを敷いて底に水が溜まるのを避け、冷蔵庫で保存することで1週間は保存が可能です。
写真は冷奴になっていますが、チキンを塩コショウして薬味をのせて醤油でいただいたり、カツオのたたきなどでもおいしいですよ!
切るだけですし、夏に必要な栄養や発汗作用・解毒作用・殺菌作用・解毒効果など、揃っている薬味です。
夜ごはんの味が淡白な何かに添えるといいとおいしいです♪
東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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