【七色健康食事法】色で簡単にバランスよい細胞の力を高めるメニュー

シニアになっても元気な人もいれば、早くから老け込んでしまって生活習慣病を発症してしまう人もいます。

その違いはいったい何なのでしょう?

健康を維持するために重要なのは、自分の細胞の力です。

自分の細胞の力を高める食事とは?七色健康食事法

私達の体の中の細胞は日々働いて、それぞれのサイクルで生まれ変わって“命”を維持しています。

その細胞は約60兆個もあり、その中心に遺伝子のDNAがありますが、その細胞をウイルスや紫外線・発がん性物質・ストレス…などで細胞を傷つけてしまうのです。

遺伝子の損傷はガンや生活習慣病・老化を早めて病気のリスクを高めます。

その損傷を修復させ、細胞をイキイキと蘇るようにする方法の軸が“食事”です。

しかし、その食事の栄養について毎日計算して食べることは苦痛だと思います。

新しい情報に振り回されて、健康維持をするのに疲れてしまうことは本末転倒で、ストレスで病気になってしまいそうです。

情報によって、その一品を大量に食べるような食事は、バランスを崩してしまうのです。

食事をパッと見た感じで、食べた方がよい色と食材を1日単位・3日単位・1週間単位で辻褄があっていれば、ほぼ健康維持はできます。

見た目の色を七色で分けて、1日のうちに食べられているのであれば、大丈夫。

カロリー計算をしたり、野菜はどのくらい食べたのか?と心配したり…食事を食べる時、考えていたら疲れてしまいます。

細胞を直接傷つける活性酸素の害を、食品の色である色素成分に代表される植物栄養素“ファイトケミカル”を意識して、身近な野菜や果物に含まれる発がん性抑制物質を積極的に摂ることで、人はガンの発病を抑える力を強くすることができます。

健康的な食事によって、細胞の防御・維持・再生をし、さらに悪性細胞を排除するという力をつけるようにするのが「七色健康食事法」です。

 

カラフルな食事が体を作る!七色健康食事法

今日の朝食の色は何色ありましたか?

今日の外食先の昼食…何色ありましたか?

では、今日の夕食は、朝食・昼食で不足している色をプラスしましょう。

このような簡単なイメージで、バランス食事を作ってみましょう。

できることなら、7色を1食でバラエティー豊かにできればいいのですが、朝食・夕食では無理がありますね。

夕食で辻褄を合わせてしまいます。

私達の体を一本の木に例えた場合、栄養の素である土が健康でなければ立派な木は立ちません。

その土こそ、健康の源…食事の栄養です。

一部の枝葉が痛んで切り取っても、土が悪ければまた病気になるだけで、根本的な解決方法にはなりません。

人の体も同様、病気の一部を治したり手術をして切除しても、特殊な病気でない限り、根本の解決にはなりません。

食事だけではなく環境も大きく関係していますが、日々の体は食べるモノで作られていることから、今回は食事を重点的に「七色健康食事法」について考えていきます。

 

野菜や果物の色には意味がある

体の土台は穀物や肉のタンパク質などで形成されていますが、炭水化物やタンパク質は大体の人は摂取オーバーになっているぐらい食べています。

体の調整をする食材は、野菜などのカラフルな色のものを食べてバランスをとっています。

植物の色には意味があり、赤いトマトの色は紫外線や害虫などの害から植物を守っています。

植物栄養素のファイトケミカルは、植物に色や香りを与えている成分のことで、ガン予防や免疫力強化に役立っているのです。

代表的な栄養であるビタミンやミネラルといった栄養素以外に、私達の健康維持に役立つような成分が多くあり、健康な体を維持するためには、1色…2色だけでは長年の月日をかけて体調不良になっていきます。

野菜を食べる!…と、緑の野菜だけでも、黄や赤だけでも不足してしまうのです。

色の違いはファイトケミカルの違いで、体内のどの組織でどう健康維持に役立つかの違いを表しています。

7色の中には、豆類・海藻・きのこ類もあり、細胞の力を高める免疫力強化に不可欠なのです。

 

活性酸素対策!抗酸化食品を食べる

細胞の力を高めるには、細胞の酸化を防ぐ力を持っている“抗酸化食品”を食べることです。

細胞の遺伝子が傷ついたり変形するのを防ぎ、それを修復する作用がある、ビタミンCやE・β-カロチン・色素成分・ポリフェノール・イオウ化合物など、満遍なく食べることですが、それぞれの食品の栄養成分を覚えるのは大変です。

自らの生命を守るために防衛機能を持っているファイトケミカルの色素で判断できるので、カラフルな食事を摂ることが一番わかりやすいのです。

そして、香り・渋味・苦味成分には、抗酸化作用が多いことから、意識をします。

ニンニクなどの香りの強いものやアブラナ科の野菜にはイオウ化合物が多く、お茶やワインにはカテキン・アントシアニンなどのポリフェノールが多いのです。

そして、レモンやみかんなどの柑橘類には発がん物質を抑える成分があります。

 

栄養計算なし!見ただけで判断できる「七色健康食事法」

7色の食品が揃えば、抗酸化の効果が最大になって、細胞の力を最大に高めることができます。

夕食時…できたメニューを眺めて…

「あ!今日は黒がない」と思ったら、のりを食べる…と、ちょっと気をつけるだけでも、劇的にバランスは良くなっていきます。

下の表で7色のそれぞれの詳細ページに行かれるようになっています。

働き:有効成分

有効成分:リコピン・カプサイチン

>>詳細ページへ

有効成分:β-カロチン・β-クリプトキサンチン・ゼアキサンチン・テルペン

>>詳細ページへ

有効成分:β-カロチン・クロロフィル・ルテイン

>>詳細ページへ

有効成分:フェノール・クロロゲン酸・ルチン・β-グルカン

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有効成分:イオウ化合物・タンニン

>>詳細ページへ

有効成分:アントシアニン・シソニン・ナスニン

>>詳細ページへ

有効成分:アントシアニン・メラノイジン・フコイダン

>>詳細ページへ

 

簡単にバランスのよいメニューを考える-健康的な食事のルール

薬膳講座をしていると、よく質問されることは「健康的な食事のルール」についてです。

我家は5歳の孫からもうすぐ90歳になる祖父の4世代家族で、9人の生活です。

その家族全員、健康診断でオールA判定で、孫たちも体調不良になることがありません。

そのような家族の食生活を知りたいと、生徒さんに質問されます。

バランスメニューを考える時の、私個人の決まり事です。

主菜の肉魚を自由に決めて、その主菜に合う副菜の和え物やサラダを作るのが普通のメニュー作りだと思います。

気をつけているのは野菜量で、毎食、自分の両手一杯の野菜を摂るようにするのは、基本になっています。

茹でた野菜(煮物)の場合は、片手一杯です。

主菜のタンパク質と野菜は基本で、そのほかに副菜やデザートなどで調整しています。

主食は、米に雑穀を入れるか玄米で、パンも全粒粉か雑穀などが入っているもの

【1日のうちにクリアーするように心がけていること】

  1. 野菜は毎食両手1杯
  2. 主食は、米に雑穀を入れるか玄米で、パンも全粒粉か雑穀などが入っているもの
  3. 乳酸菌系を1日2回食べる(味噌汁・漬物・ヨーグルト・麹もの)
  4. 海藻を食べる(わかめ・昆布・ひじきなど)
  5. ゴマを食べる(黒ごま中心)
  6. アブラナ科(ブロッコリーやスプラウトなど)の食材を必ず食べる
  7. きのこを食べる(舞茸1食・そのほかのきのこ類1食)
  8. 豆製品を食べる(豆腐・納豆・黒豆・あずきなど)
  9. しょうが・ニンニクは料理の何かに必ず使う
  10. 酢の物を1日1回食べる
  11. レモンを1日1回とる(サラダにかける・はちみつレモンを飲むなど)
  12. アントシアニンである食材を食べる(ぶどう・ブルーベリー・ジャムなど)
  13. アーモンドかピーナツなどナッツ類を少々と、カカオ75%チョコを食べる
  14. りんごか柑橘類を食べる
  15. 食事の締めに緑茶を飲む

上記はあくまで私個人が決めていることです。

もし参考にされる場合、1日でクリアーできなくても、3日で辻褄を合わせているうちに慣れて、習慣になると思います。

自分や家族の健康は、自分の幸せに繋がります。

細胞の力を高めて、未病や病気になる前に、土台である栄養を意識していきましょう。

七色健康食事法基本ページ

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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪

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【「和漢膳料理研究家」女子栄養大学にて食生活指導士・漢方養生士・中医薬膳士・防災士・ペット食育士】 生涯学習コーディネーターとして、学校支援地域本部事業や成人の学習支援に参加し、生涯学習の振興発展に寄与することを目的とする自治体に登録し、公共地域の活動に参加しています。講演内容は、子どもの食育・成人の療養食・防災食・動物の「食」について、企業相談や地方講演を行っています。

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“漢方養生士・中医薬膳師・女子栄養大学食生活指導士”として「薬膳・ローフード・スローフードの健康的な食事」
“LOHASライフスタイリスト”として「ロハスな生活」
“愛玩動物飼養管理士&ペット食育士”
として「犬・猫・うさぎの食事」
“保育士”
として「子供の悩み相談」
“AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)”として、企業コンプライアンス・ライフプラン・金融、保険など6つの専門分野など、企業相談や地方講演と地域の活動を行っています。

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