どこか心と体がスッキリしない!
健康診断で注意を受けるほどではないけれど、調子が悪く未病状態かも…。
ダイエットをしてもリバウンドを繰り返し、健康を心がけて食事にも注意しているのに、なぜか改善されない…。
自分に合った健康法が見つからないし、何を注意してよいのかわからない…。
なかなか継続ができない…。
そんな悩みや不安がある方に、1年365日しっかり時間をかけて、基本の体を作っていくように構成しました。
心と体の不調を感じる原因
あなたは体と心の不調を、何がどうなって感じるのでしょう。
体は怠かったり、痛かったり…何となくすべてがおっくうに…。
心もイライラしたり、やる気がなかったり…面倒くさいと思ったり…。
それを、自分の体質や性格だと、片付けていませんか?
元気な心と体であるためには「栄養」が不足していたり、体に無駄なものが溜まってしまい排泄できない状況ができあがっています。
心と体を乱す「炎症」がある上、私たちをとりまいている“自然”が大きく心と体に影響しているため、季節の変わり目には体調不良を起こす方が増えていきます。
私たちの心の健康は、ホルモンが作用してバランスを保っています。
そのホルモンが必要とする「栄養」が必要で、尚且つ安定していなければ分泌されないため、食の乱れは心の乱れに繋がっています。
ホルモンのバランスが悪いと、突然の環境の変化のストレスでは心が負けやすく、心が晴れずに何をやっても楽しくありません。
では、ホルモンのバランスが取れる食材を選んで食べればよいのか?
残念なことにそれだけでは不十分で、食べたものの栄養を吸収する「胃腸」が健康でなければなりません。
現代は体にとって不要なものまで多くとっている上、排泄する循環が悪いため、心と体に「炎症」を起こしてしまうのです。
本来とるべきでないものや量を食べたことで胃腸に負担をかけ、未消化のものや重金属などの有害物質が体内に溜まったり吸収されて「炎症症状」を起こし、腸内の環境を乱したことにより「心と体」整わなくなります。
スポーツなどのストレス解消方法を探すことだけではなく、腸を整えることを同時に行わなければなかなか改善されません。
腸が明日の自分を司る
長き東洋医学において、私たち日本人が元気に過ごすために、日本流漢方として積み上げられた実績として、日本の風土はとても重要な項目です。
日本の美しさは「四季」から生まれていますが、その四季の移り変わりに体がついていかれなくなっている現状もあります。
病気や症状に焦点を合わせて治療するのが「西洋医学」ですが、漢方の医学の基本は「人間の体も自然の一部」をいう全体で考えていくことが基本になっています。
どちらも健康維持をするためには、必要です。
そして、日本人は胃腸が弱い民族で、その原因のひとつに「ピロリ菌」があげられています。
欧米に生息するピロリ菌と種類が違い、アジアのピロリ菌の方が胃潰瘍や胃がんになどの発生リスクが高いとも言われているのです。
ピロリ菌は胃酸の中で生き延びることができ、胃酸を中和して住みやすい環境を作ってしまいます。
胃の中で排除されるはずだった菌やウイルスが小腸に取り込まれて繁殖し、栄養吸収の邪魔をするのです。
ピロリ菌が見つかる確率は非常に高いですが、治療は薬で駆除するだけなので、是非健康診断では「ピロリ菌検査」もしてみてくださいね。
もうひとつ、日本人の胃腸が弱い理由として、日本特有の風土にあります。
胃腸の働きは、湿気の多い時に低下すると漢方では言われていて、胃腸の働きを整えることが体調を整える最優先事項です。
心と体を乱す炎症を起こさないためにも、腸の環境を整えなければなりません。
四季の移り変わり、日々の温度・湿度、日照時間や風の強さ・雨の降る量や、気圧…と、私たちを囲む自然環境に大きく影響される私たちは、それに応じた食や生活をすることで、腸を整え元気な明日があります。
まさしく、腸が明日の自分を司っているのです。
季節によって、どのようなことに気を付けたらいいのか?
昔から日本人は歳時記の“二十四節気”や“七十二候”を利用して生活をしてきました。
旬の食材を利用したり、その季節に注意すべきことを重視して生活をし、邪気などを祓って健康に注意してきたのです。
当サイトでは365日の注意すべき生活を“二十四節気”や“七十二候”にならって紹介し、具体的な方法へと導きます。
次は「元気になる通年の注意として、腸が明日の自分を司る「整腸食品」と「乱腸食品」についてです。
↓当ブログ:新型コロナウイルスのページ↓
↓今月の健康プログラム 目次ページ↓
東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪
日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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