ハレの日だけど、成人式を迎える家族もいないので、新たな気持ちになるように、今までの体の毒を取り出してリセットできるようなメニューを考えるようにしています。
大人としてスタート!一年のスタート!月のスタート!そして1日のスタート…と意識してみると、体もその都度リセットされ、心も目標をたてたり行動しやすくなります。
朝起きて、朝日を浴びて白湯を飲む…
そんな習慣を続けてみてください。
ちょっと体と心の変化を感じられると思います。
Contents
朝の白湯習慣をスタートしましょう
朝、あたたかい飲み物を飲むことを、たまにおさぼりしている家族(息子)がいます。
白湯を湯のみに入れて、そっと出します。
文句など押し付けるような言葉は言いません…
人は、文句を言われるよりも、その方が言いたいことが伝わることがあると私は思っています。
朝、飲み物を胃腸にいれることで、胃腸が動いて体の中から目を覚ますことができます。
それは、「体内時計」が整うことで、1日のスタートとしてとても大切なことです。
ハレの日は白湯習慣にプラスする「葛湯」でデトックス!
ハレの日の朝には、葛湯を作ります。
これは私の気持ちで決めたことで、晴れやかな気持ちになるように、吉日に合うように桜か抹茶を使うことが多いです。
「葛(くず)」とは和菓子の材料として知られている“くず根”からでんぷんだけを採ったもので、漢方薬に「葛根湯」があるように、薬に匹敵されるほどの効果があると言われています。
昔からある「家庭の薬箱」としてどの家庭でも用意されていました。
<万能食・葛(くず)の効果>
お菓子として売られている「葛粉」にはデンプンを混ぜてあるものがありますが、葛の効果を期待するには「本葛」を用意しましょう。
体を温める食材として民間治療に利用されてきた葛粉は、水で溶いた葛粉を練りながら加熱するだけで白色から透明に変わりトロトロのとろみができるので、葛粉としての効能の他に、トロみで体をあたためるという作用が加わります。葛のレシピは、TOMOIKU親サイトで紹介していますので、興味がある方は、合わせてお読みいただくとお役にたてると思います。
TOMOIKU親サイト:葛(くず)手当て食!葛根湯風くず湯レシピ10選!風邪やインフルエンザ症状軽減・整腸作用デトックス
1月のハレの日におすすめな「葛粉」は、年末年始で負担をかけている胃腸を助けてくれます。
冬の体に良い、体を温める生姜や、抗菌作用があるはちみつなどで味を整え、寒さや食べ過ぎ・飲みすぎなどによる体のダメージを和らげるようにします。
玄米と麦のくず粥は、風邪やインフルエンザなどで下痢や熱による口の渇きを防ぎ潤してくれる上、粘膜などを引き締める作用や炎症作用があります。
下痢を止めて整腸作用もあるため、食べやすく栄養補給もできるので、おすすめです。
玄米と麦のお粥を作り、葛を加えるだけの簡単なお粥ですが、体調不良で食欲がない時などのために、お粥だけを作り置きし冷凍庫に保存し、食べる時に解凍して葛を加えると常に滋養強壮のある養生食ができます。
1月養生レシピ!太陽の光を効率よく吸収させパワーアップ
新しい年がはじまり数日間はのんびりしたり旅行をしたり、夜更かしをして朝寝坊をすることが多いと思います。
更に冬は日照時間が短いため、太陽にあたる時間が短く、体内時計が来るっています。
漢方で時間を「陽」と「陰」の2つに分けていますが、冬は内向的な「陰」になります。
考え方が暗く心は内向的になり、人とかかわりにストレスを感じやすくなります。
そんな時の食のプログラムは、太陽で光を浴びる時間が少なくなることで減っている「セロトニンの材料」と「ビタミンD」を食べることです。
ビタミンDは骨や歯を丈夫にするために、大切な役割があります。
太陽の光で作られる「ビタミンD」が豊富に入っている“きのこ類”
きのこはビタミンDだけではなく、ビタミンB群・食物繊維も多く、腸のそうじもできます。
生よりも、少しの時間(4時間ぐらい)でいいので、太陽にあてて半生ぐらい乾燥させるだけでも、栄養価がアップして旨味も凝縮されます。
ビタミンDは、脂溶性ビタミンなので、油を使った料理にすることで吸収がよくなります。
きのこの料理をする日は、「きのこに数時間光を浴びさせる」という習慣をつけるだけでも、栄養アップ習慣のひとつです。
太陽の光が影響する「セロトニンの原料-トリプトファン」を多く含む“たまご”
たまごは、太陽の光が影響するセロトニンの原料である「トリプトファン」が豊富に含まれていているので、きのことたまごの組み合わせは、日照時間の短い冬の時期には合わせて食べたい食材です。
朝食からいただいても良いメニューで、バターを使うことでパンにもあうメニューになります。
朝食に、ベーコンときのこと卵を炒めてトーストにのせるだけ!
そのひと手間で、その1日の太陽の力を、取り入れられるので、きのこやベーコンなどは切っておいて冷蔵庫に保存してもいいですね。
もっとパワーアップするために…おすすめは!「キクラゲ」
他の料理でも食材に加えてほしいのが、「キクラゲ」です。
キクラゲはごぼうの約3倍の食物繊維があり、ビタミンDも食品の中でトップクラスです。
そして、不溶性と水溶性食物繊維のどちらも含まれていて、特に不溶性食物繊維が多い食品なので、食べると水分を吸収して膨らむ性質があり、腸を動かすことで、便秘やダイエットに繋がります。
その他にも鉄・カルシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富で、冬は「黒い食べ物」を食べることをおすすめします。
太陽の光をより効率よく吸収させ風邪予防レシピ「きのこ・きくらげ・玉子炒め」
使用する油や顆粒ダシで、好みの味付けにしてください。
きのこ・きくらげ・たまごを3つの食材を油を使ってつくることがポイントです。
<材料:2人前>
- 卵…2個
- きのこ類…両手にのる程度
- きくらげ…90g(水に戻した量)
- 飾りのねぎ…好み
- 油…(和風-こめ油・中華-ごま油・洋風-バター)
- 塩こしょう…少々
- ダシ…(和風-和風だし・中華-鶏ガラスープの素・洋風-コンソメ)…小さじ1~2
<作り方>
- きくらげは水で戻して、適当な大きさにしておきます。固いところがあれば取り除きます。
- 飾りのネギはみじん切りにしておきます。
- きのこは適当の大きさに割ります。
- 卵はボウルに割り入れ、塩こしょうを加えて混ぜ合わせます。
- 熱したフライパンに油をひいたら、きくらげときのこを中火で15秒〜30秒ほど炒めて、顆粒だしを加え混ぜ合わせたら端に寄せます。
- そこに卵を加え、外側から内側に巻き込むようにして炒めていきます。
- お好みの固さに火を通したら完成です。
きのこ類でシイタケや、キクラゲなどは、乾物で保存できる食材です。
寒い季節に力がでないとき、サササ~ってできる炒め物で、物足りなさを感じたら、ビタミンB1が多い豚肉を加えても美味しいです。
そして、発酵食品である味噌を使った料理やみそ汁をプラス。
植物性たんぱく質のとうふと、ほうれん草や小松菜などの青野菜の味噌汁がおすすめです。
太陽の恵みが少ない冬…1月の中旬から2月は、年間で一番寒くなる季節なので、部屋に閉じこもりがちです。
それを補う1月中旬~2月に取り入れたい食材を、意識してくださいね。
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東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪
日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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