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健康を意識する理由
私が「健康」を意識しているのは、親が医師にであったことと、母方の兄弟が母を含め、昨年で8人全員ガンで他界していることが関係しています。
父の患者さんで私に優しくしてくれた方々…数か月後には他界しているという環境は、子供にとって恐怖でしかありませんでした。
従妹達も子どもが小さいのにガンで他界し、その後の家族の心理的経済的な苦しみを見てきています。
20人近くいた従妹の中で、生きているのが私と管理栄養士をしている人の2人だけです。
私は子供のころから、この連鎖を自分で食い止めたいと必死でした。
親が働いていたこともありますが、食事は小学4年生から自分で作り始め、スポーツ選手だった中学生の時には親のごはんも作っていました。
正直…母親のつくる食事で健康になると、信用していなかったからです。
母のつくる料理は、美味しいのだけど、何と言っても太りそう…。
母方の兄弟全員ガンだなんて…体質遺伝と思われる方が多いと思います。
でも、現在の私が食の視点で考え「環境遺伝」だと思っています。
体型は全員小太りで、食べ方も早食い…何よりもホカホカの熱いごはんと肉が好きで、お腹いっぱい食べないと食べた気がしないとか…。
その炭水化物とたんぱく質量に対して、絶対的に野菜が少ない。
酢の物が嫌い…というか、酢の物を食べると胃の方から吐きたくなる違和感さえあったようです。
母がガンになって、私が「ガンのために…」と用意した食事は、食材が嫌いな上、クエン酸を使った味付けや、濃口よりも食材の味を生かした薄口も嫌がりました。
自分が好きな美味しいものを食べたいから、短命でもよい…と、心の底から腹をくくっていればいいのに、やはり心のどこかで「健康になりたい」と思っています。
食に対する思考の甘さ
食に対する思考も、自分の欲に負けて「このぐらいは大丈夫…」と思っています。
そして、日々の積み重ねによって「このぐらい」ではなくなっているのです。
今、その方達の食生活を考えると、太りやすい!コレステロールが溜まりやすい!高血圧になりやすい!ガンになりやすい…。
私は20代の子育てをしているころ、添加物を避ける食生活をしていましたが、同じお母さんから「このぐらいは大丈夫だよ~」と言われていました。
でも、60歳になっている現在、その同年代の方々は何かしらの疾患を抱えたり、ガンになったりと病院に行くことが多くなり、子どもたちも中年になり病気になって相談によく来られます。
中年以降は、若い時と同じ食事を取っていれば、それははやり体に負担になることが多いでしょう。
小さな…とても小さな積み重ねによって、人の体は作られていきます。
体を健康的に整えるのは数か月…数年かかるかもしれません。
しかし、悪くなる(腸内細菌が乱れる)のは、一瞬…数日です。
私の子どもたちも中年になっています。
その息子たち及び孫達も、ファーストフード系や外食を楽しんで食べます。
食は「楽しむこと」も大切だからです。
それが「このくらいは大丈夫」…と、継続してしまうことで、解毒が追い付かなくなるのです。
外食で楽しんだ食事の後、いつもの家庭料理で「デトックス」と、調整することが大切なのです。
おいしい外食では、どのくらいの化学肥料を使用された食材を使い、味つけとしてどんな調味料を添加しているか…
海外の生産者自身が、怖くて食べないとされる土壌でつくられた野菜は、安価で仕入れられることから、よく使われています。
そして、食品添加物の多くは人件費の安い外国で作られているため不純物が多く、国産と同じような品質管理レベルで作られていないのではないかと、懸念が指摘されています。
外食では、店を選ぶことが大切な時代になっていると思います。
でも、数回食べたところで、すぐに体に害があるわけではありません。
このくらいの添加物だったら、大丈夫…と、小さな積み重ねによって蓄積されていくものです。
少量の添加物は致し方無い社会ではありますが、おいしく感じ、気軽に食べられる加工食品に限って、添加物は多く入っているものです。
添加物の味を「おいしい」と洗脳された食社会になっているのではないでしょうか。
このぐらいは大丈夫…国が認めているものだから…という線引きは、個人で違うものですが、添加物に対して反論する人ほど、メタボだったり、後々歳を重ねた頃になると不健康になり疾患を持っていることが多く感じます。
国が認めているものだから…食べても害はないかもしれませんが、多く食べる人と少なく食べる人の差は必ずあります。
もともと人は体に害があるものは、肝臓で解毒する働きがありまが、その許容範囲を超えるほどの添加物は「体が嫌い、人間の作った便利なもので多く働かなくてはならない食べモノ」は、肝臓及び体すべてがいつかはこわれてしまうので、気を付けてほしいポイントです。
そして、もう一つ…添加物に関してストイックになり、自分の心が病むような健康管理も不健康のもとです。
食べちゃった…じゃぁデトックスしよう!…と意識する程度に定めておかないと、健康的な食生活が継続できませんので、お伝えします。
疫病災害「新型コロナウイルス」で思うこと
人の命を何だと思っているんだ!…と、声を大にして言いたいことが愛知県でありました。
今日4月10日、私が住む愛知県で「緊急事態宣言」が県独自で発令されました。
国の「緊急事態宣言」から愛知県が外れた、いわゆる「名古屋とばし」によって、どんどんと名古屋にも地方ナンバーの車が多く入っていることも事実で、バタバタしております。
仕事でも弊害は多くあると思いますが、「緊急事態宣言」が出たことで、少しは外出の自粛がされることを望みます。
わが身を守りたい…愛する家族を守りたい…という気持ちは理解できますが、今は国の指針を守っていきましょうよ…!
そして、愛知県では新型コロナウイルスで陽性と分かっていて、人に感染目的で外出した人がいました。
本人は病気を抱えていたこともあり自暴自棄になっていたのかもしれませんが、「感染させてやろう」と他人を巻き込む心理が理解できません。
そして、本人は他界しましたが、その後、感染させられ苦しむ人が多くいます。
50代になって、ほんとうに情けない…怒りしかありません。
終息後、生活習慣病が増えるのでは?
そんな新型コロナウイルスで、終息した数年後…私は生活習慣病のような病が多くなっているのではないか…と思っています。
それは、買い物に行くと体に害を及ぼすものばかりが品薄になっているからです。
いつものような食生活をすればいいのに、なぜわざわざ冷凍食品やカップ麺を食べるのでしょう。
我家でも災害用備品を消化目的で食べたりしますが、今回の疫病災害では食に困ることはないと思うのです。
主食で、カップめんや冷凍食品を食べるのであれば、「梅干しのおにぎり」に海苔をいっぱい巻いて、乳酸菌が豊富な「漬物」と海藻の「味噌汁」を食べた方がいい…。
その上、絶対的運動量が減ってしまう生活を余儀なくされています。
きっと、今回の新型コロナウイルスが終息しても、心と体の病は深刻になる…と、私は数年後を想像します。
ドラマ「インハンド」から「衛生仮説」について
私は山Pこと山下智久さん(容姿もだけど…努力家であること)のファンであることから、ドラマの「インハンド」を観ていました。
ファンであることから観ていたドラマでしたが、観ていた当時、すごく学ぶことが多くありました。
天才科学者(山P)が難事件を簡単に解決していくサイエンスミステリー。
最終話に向けて「新型エボラウイルス」によって、村を閉鎖することになるのですが、そこで取り上げられている「衛生仮説」
衛生仮説とは、乳幼児期の衛生環境が個体の免疫系の発達へ影響を及ぼして、その個体がアレルギーになりやすいかどうかを決めると言う仮説です。 その一例が、乳幼児期の感染とアレルギー発症との関連についての仮説です。 私たちの身体にあるリンパ球という細胞は、免疫機能を維持する上で大変重要な機能を担っている細胞の一つです。
<出典:渋谷内科呼吸器アレルギークリニック>
「インハンド」では、細菌兵器として「新型エボラウイルス」が作られ、致死率100%だったのですが、弱毒化したウイルスによって、ワクチンがつくられていきます。
これは私の中で、現在世界で脅威となっている「新型コロナウイルス」と重なってしまい、どうにかワクチンができないか…と願うしかありません。
きっとこれから、ウイルスは新型コロナウイルスに限らず、私たちの生活の中にどんどん侵入してくるでしょう。
「衛生仮説」で言われているように、私たちの体の能力がウイルス戦えなくなってしまうのではないか…。
ドラマを観ていたとき、そんなことを考えていました。
現実に起きた今、自分にできることは、感染されないような行動と、自分は感染しているのかもしれない…と思いながら他人に対しても思いやりの心…
そして、自分と愛する人のために、丈夫な体づくり…つまり免疫力を高める健康体であることが大切だと思うのです。
災害時、モノを用意する備蓄はとても大切です。
それ以上に、「免疫力」を自分の体の備蓄として、心身共に健康であることが何よりも必要なのではないでしょうか。
お休み中…もしよければレンタルなどして、「インハンド」を観てみて!
↓当ブログ:新型コロナウイルスのページ↓
↓今月の健康プログラム 目次ページ↓
東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪
日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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