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二十四節気の冬【小寒-しょうかん】1/5~19頃
冬至を過ぎて寒さがだんだんと激しくなってくる頃です。
小寒の節に入ることを「寒の入り」といって、立春までの1か月が「寒の内」です。
1月7日は「春の七草」で、すずしろ(大根)・すずな(カブ)・せり(日本原産の緑黄色野菜)・なずな(ぺんぺん草)・ごぎょう・はこべら・ほとけのざの7種類の春の草を入れておかゆをたべます。
年末年始の暴飲暴食で疲れた胃や腸に優しい食べ物とされています。
そして旧暦15日は満月で「小正月」といって、小豆粥を食べて、女性が正月の支度から一息つける頃なので、「女正月」とも呼ばれています。
お正月もお盆も、もとは先祖の供養が目的で、お正月にお墓参りをする家庭もあります。
1月15日の小正月あたりにお墓参りを行う方も多いようです。
小寒でこころがけること-新しい年の心意気と深呼吸
新しい年が過ぎ、厳粛な気持ちで迎えた新年の心意気を貫くためにも、気の充実が必要です。
冬のきれいな空気で、深呼吸をして、肺の隅々まで吸い込み、横隔膜を充分に動かしましょう。
内臓の働きも良くなって、気の生成もスムーズになります。
本格的な寒さを迎えていますが、土用に入ってきていて、腎や脾の冷えが、体全体が冷え切ってしまいます。
体を温める予防が大切な時期なのです。
空気が乾燥しているので、加湿を心がけ、風邪予防や肌のケアにも注意しましょう。
小寒での食事-冬に効果的な食べ物を意識する
夏でもおすすめの豚肉は冬でも体を温める食材として、効果があります。
ビタミンB群を多く含み、皮膚粘膜の強化や滋養強壮・免疫力のアップにつながるからです。
お鍋も豚肉と野菜たっぷり食べることで、ビタミンやミネラルの補給ができ、腎を強化できます。
そして漢方で「桂皮」として使われる「シナモン」は体を熱くするよう補う作用があるので、心と体を元気にしてくれます。
抗菌作用のあるハチミツといっしょにいただくと、香りを楽しんだり、ケーキにふりかけたりして甘いモノとしての補給にもなる冷え性の改善を心がけましょう。
東洋人である日本人のDNAによる体質をいかした食事を心がけて…♪
日本人(東洋人)の体質を基本に、温活・腸活・菌活を意識して、生活習慣と食生活を心がけましょう。
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